さて、今週の母音です。ちなみにタイ語で母音はสระ(サラ)といいます。

 

母音 vowels 4つ อิอีอึอื

 &トーン with 低音子音

 

  母音 อิ​ /​ อี / อึ / อื

 

今週の母音 Vowels は子音の上側 topにつく อิอีอึอื です。発音は短音 อิ が「い」、อึ が「う」長音 อี が「いー」、อื が「うー」です。日本語の「いー」「うー」と若干違い、唇を横に広げつつ歯は閉じて発音です。上の図のい・う・いー・うーの横についているマークは歯を閉じて発音のマークですニヤリ

อื ですが、อี などはそれのみで単語になりますが(กีทีปี などอื は単体の場合は อ とセットになります。คือมือซือ など。後ろに子音がくる場合は อ が消えて อื のみになります。คืบมืนซืด などです。

 

อิอีอึอื の発音、書き方は下記のビデオでニコニコ

 

低音子音 Low class consonants Group 1 と อิอีอึอื を組み合わせると、以下の発音 pronounce になります。

 

** い・いー **

ค + อิ คิ(キ)/ ค + อี คี(キー)

ช + อิ ชิ(チ/シ)/​ ช + อี ชี(チー/シー)

ท + อิ ทิ(ティ)/ ​ท + อี ที(ティー)

พ + อิ พิ(ピ)/​​ พ + อี พี(ピー)

ฟ + อิ ฟิ(フィ)/ ฟ + อี ฟี(フィー)

ซ + อิ ซิ(シ)/ ซ + อี ซี(シー)

ฮ + อิ ฮิ(ヒ)/ ฮ + อี ฮี(ヒー)

 

** う・うー **

ค + อึ คึ(ウ)/ ค + อื คื(ウー)

ช + อึ ชึ(チュ/シュ)/​ ช + อื ชื(チュー/シュー)

ท + อึ ทึ(トゥ)/ ​ท + อื ทื(トゥー)

พ + อึ พึ(プ)/​​ พ + อื พื(プー)

ฟ + อึ ฟึ(フゥ)/ ฟ + อื ฟื(フゥー)

ซ + อึ ซึ(ス)/ ซ + อื ซื(スー)

ฮ + อึ ฮึ(フ)/ ฮ + อื ฮื(フー)

 

  低音子音+母音のトーン

さて、低音子音とDead Ending 又は Live Ending によるトーンの違いについてです。

低音子音+短音母音 Short sound vowels → 高音トーン

低音子音+長音母音 Long sound vowels → 中音トーン

になります。

 

  低音子音+トーンマーク

最後に、低音子音とトーンマークを組み合わせた場合の発音の仕方で、まずは長母音 Long vowel​ です。

高音子音の記事の中で触れましたが、低音子音グループ1と高音子音は音は全く同じながらトーンが別のもので、凹凸のように組み合わさりながらお互いに欠落するトーンをカバーしあいます。

低音子音には Low と Rising トーンがないように、高音子音には Middle と Highトーンがありません。

 

下記の表では Low tone と Rising tone の位置にグレーになっている別の文字が収まっていますが、これらは高音子音で低音子音と同じ音を持つものを借りてきたものです。

 

次に短母音​ Short vowel​ です。

低音子音+短母音=高音トーンなので、トーンマークなしが高トーンの座に収まります。中音トーンは短母音の性質上存在しません。短母音と低音子音の性質上、昇トーンも消失して、低トーンは長母音と同じく、高音子音から借りてきます。

 

ここで注意しなければならないのが、トーンマークです。

基本のトーンマークとはかなり違ってしまっています。下記は基本のトーンマークです。

高音子音と低音子音の場合、母音との基本トーン(トーンマークなし)ルールでLow, High, Risingがカバーされてしまうため、通常のLow, High, Rising のトーンマークは機能を失います。その関係で、低音子音の場合、通常のLow トーンマークがFallingになり、通常のFalling トーンマークがHighトーンになります。

 

覚え方としては、

低音子音 + Low tone マーク → 基本が低いところへもっと低くならないといけないので滝のように落ちていかなければならない=Falling tone

低音子音+ Falling tone マーク → 基本が低いところから滝のように落ちたはいいが、底が決まっていたのでバウンスして上がるしかなかった=High tone

という勝手なストーリーが、私は気に入っています指差し

 

理論はわかっていても、実際に発音する時には

1. その子音がどのトーングループに属するか 

2. 母音の長さ 

3. トーンマークは何か

を見極めてからになるので、かなりの練習が必要になります。一単語を発音するのにものすごい時間がかかる!泣き笑い

混乱に混乱を極め、口から出てくるのはだいたい間違ったトーンガーンなわけです・・・。

 

これはもう練習に練習を重ねるしかない!

Let's Learn Thai University の Online Library には、タイの子供達が実際に小学校で発音練習に使う本があって、先生が読んでくださるのを聞きながら一緒に読んで練習できるのですが、これがなかなか難しい!

 

 

本の中に出てくる語句自体は短くて簡単なはずなのですが、チャプターが進むに従って量がどんどん増えていき、先生の読むスピードについていけないのです。まだまだ頭の中で上記の手順1→2→3を繰り返してから発音しているからですが、全部終わる頃にはトーンルールを考えなくても文字を見ただけで自然に発音できるようになっているのでは?と期待しています。

 

  低音子音と母音トーンまとめ

低音子音のトーンをまとめるとこんな感じになります。

 

Week3の授業はここまでです指差し

 

Week4はやっと最後の子音グループ、低音子音のグループ2!

 

ではまた!

 

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