なぜなら面白いから | さんたろーブログ:ちょっと変なテキトー看護師

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のんびり面白く日々を過ごすために。

私は病院で働く看護師ですが、細々と”研究”というものもやっています。

つまりは、いろいろ調べて、書いて、発表するという活動をしているのです。

 

誰かにやれと言われているわけではないので、自分がおもしろいと思うネタしかやりません。仕事のためとか、アカデミアのためとかではなく、自分の興味関心とワクワク感が何より大事です。

あくまでも自分の知的好奇心を満たすためにやるものなので、生身の人からデータを集めるようなことは極力遠慮して、資料や文献を読み解いて書くというのをやっています。人と接するのが苦手なのもあって、そのほうが好きなのです。

 

看護師の世界では臨床に役立つ研究、看護実践に示唆を与える研究というのが大事にされています。

自分の研究成果が現場に広がって活用されることに何よりも喜びを感じる人、そういう研究をしたい人にとってはその通りなのかもしれません。

ただ、私の喜びのツボは、「へぇ~!」とか「おもしろい!」と感じるところにあり、論文にしたり学会で発表して世に出すのはオマケみたいなものです。

臨床に役立つ研究をしようと情熱を傾けて取り組んでいる学者であっても、本当のところは「おもしろい!」という動機が一番なんじゃないでしょうか。

 

私は、「何で研究なんてやるの?」とか、「やって何になるの?」と聞かれたら、毎回、「おもしろいから」と答えています。