オリンパス有価証券報告書(144期=平成23年4月1日~平成24年3月31日)の、「対処すべき課題」にオリンパス内部管理体制訴訟「東京高裁にてオリンパス株式会社逆転敗訴判決事実」を記載していな事実


http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/data/annual/pdf/annual144PB.pdf


この「極めて内部管理体制に深く関係する訴訟」、「それも、東京高裁で逆転敗訴したオリンパス株式会社とY執行役員事実」を、有価証券報告書に一切記載していないということひとつとっても、「オリンパス株式会社(代表者:笹宏行社長)」は、ひたすら、この内部管理体制関連裁判を隠すことに走っていたことがわかるような気がします。


そして、145期(平成24年4月1日~平成25年3月31日)の有価証券報告書では、最高裁で敗訴確定したのに、また新たに、「内部管理体制関連訴訟」で、オリンパス株式会社とK総務人事本部長が、訴えられている事態をきちんと「対処すべき課題」として隠さず、透明性をもって記載し、株主の皆様に「投資判断情報」として、正直に公正に公開するか否か、関心があります。


一人の株主として、またオリンパス株式会社の社員として、「笹宏行社長は、どうして、いつまでも、こんな姿勢なのだろうか?どうして、社員からの裁判で敗訴し、更に訴えられている事実をひたすら隠そうとされるのか?」と不思議に思います。正々堂々と、会社の見解も記載すればいいはずだと思うし、そうしなければならないと思います。


笹宏行社長は、「上告継承の意思決定」をして、「社員へのパワハラ、人権侵害を延長した」という事実を忘れてはならない。大きな、「トップとしての責任」があるにも関わらず、この点の説明だけは、回避している。誠に遺憾である。