上告継承してオリンパス株式会社を最高裁決定により敗訴させたオリンパス社長の不可解な社長メッセージが目立つ今日この頃


オリンパス制裁人事・パワーハラスメント訴訟において、オリンパス株式会社が、最高裁にて敗訴決定した原因の全てを過去の経営陣だけの問題として煙にまくような、「過去のコンプライアンス体制の甘さということをクローズアップさせ」、「あくまで、過去のこと」を不自然極まりないほど強調させて社長メッセージを送信する社長。


菊川剛元社長の意思を継いで上告継承の決断をしたということは、考え方は、150ページにも及び上告理由書(最高裁により、上告棄却)、更にもうひとつの150ページにも及び上告受理申立理由書(最高裁により上告受理申立て受理さえもしてもらえなかった「上告受理申立不受理」)に記載されていることであるということが事実なのである。


http://www006.upp.so-net.ne.jp/pisa/2012/pisa20120803t.pdf


最高裁に相手にもされなかった(上告受理申立の受理さえもされなかった)、この「笹宏行氏の最高裁への主張」は、あまりにも膨大すぎて、このブログに掲載することはできそうにない。しかし、オリンパスの社員の皆さんがこの、合計300ページにも及ぶ書面を読めば、そして、いまだ、社長がこの主張内容を撤回せず、「それでも私(笹宏行)は、コンプライアンスといい続ける」などと、何度も社長メッセージをオリンパスグループ社員に「代表取締役社長執行役員という最大の村社会権力を駆使」して、送信し続けていることは、なんとも、こっけいだと感じるだろう。


そして、社長メッセージで、オリンパスパワハラ裁判は、終わった・・・、などと、終結を宣言しているこっけいさ。第2次訴訟が始まったにも関わらず、これについてはだんまりの、つまり、「社長にとって都合の悪いことは、徹底して隠す」という、潔さのなさ。


更に、第4配転命令を「いかにも、私の希望を尊重したかのような誤解をオリンパス社員に招くような騙し」の社長メッセージ。この社長メッセージは、以下のような、私に屈辱感を与え、且つオリンパス社員を欺くようなコントロールがされている。


1.自分は、オリンパスパワハラ訴訟で敗訴した責任はないという感じを醸し出す巧妙な騙し→上記のように、上告継承し、パワハラを黙認し続けたではないか。そして、上記リンク最高裁決定書には、まぎれもなく、社長の氏名が記載されてしまっているではないか。


2.全てを過去のコンプライアンス体制の甘さという表現で、「過去の問題」と、社員に思わせることを巧妙にコントロールした悪質としか思えない文章構成→違法第1、第2、第3配転職場での、激しすぎる組織ぐるみの「成果能力主義を利用した陰湿なパワーハラスメント・人権侵害司法認定」には一切ふれないということを見事にコントロールしている社長メッセージ。


3.反省しますなどと記しているのも関わらず、なんら反省などしていなことが明らかな、最高裁決定後の理不尽な私への総務人事本部長と人事部長、そして、人事グループリーダーの対応(第4次配転命令に対して)。これが原因で、第2次裁判をせねばならない苦渋の決断に至った。全て、社長の責任である。


4.昨日記した、社長をはじめ、事業本部長執行役員(個人の感情、個人の不当な動機で、私への違法行為、ハラスメントに及んだという司法判断がさらた人物)、その他オリンパス経営陣、管理職らもふくめ、会社側は、だれひとりとして、私に謝罪していないというのが事実であるにも関わらず、「オリンパス社員に対して、いかにも、私に謝罪したように巧妙に見せかけるテクニックを駆使した社長メッセージ。


5.力の発揮できる職場を私に提供しているように見せかける、これも、巧妙にオリンパス社員を欺くような文言をちりばめた社長メッセージ。


オリンパスグループ社員は、少なくとも上記1~5を念頭に入れて、今一度、一語一句、「司法判断について、だったか、司法判断に対してだったか」そのような題目の社長から、全オリンパスグループ社員あての社長メッセージを読んでいただければと思っています。


恐らく、「ぞっとする」に違いないと思う。


「謝罪の仕方を一から学ぶ必要性があると思われる社長」は、上告理由書・上告受理申立理由書で主張した最高裁への主張を撤回し、オリンパス社員に大きな誤解を与えている、私関連について記した巧妙な騙し言葉文言がちりばめられた社長メッセージを撤回し、オリンパス社員に、社長の不誠実さを謝罪すべきである。


第3次訴訟「第4配転命令無効確認請求訴訟=100パーセント現経営陣や現総務人事本部・人事部の管理職らの責任=旧経営陣は一切関係ない訴訟」が、静かにその始まりを待っている。