最高裁(第一小法廷 白木 勇 裁判長)・オリンパス株式会社(代表者:笹宏行社長)とY産業システム事業本部長執行役員の上告棄却と上告受理申立不受理決定(平成24年6月28日付)で、判決が確定。


弁護士 吉田 肇 のブログ

-「オリンパス事件最高裁判決(内部通報事件)」リンク引用

http://tenmalaw.exblog.jp/15696702/


(内部通報制度は)適切な制度設計と運用がさらなければならない。同感です。


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オリンパスの違法行為により、失われた私の貴重な人生の約5年間は戻ってきません。オリンパスコンプライアンスヘルプライン運用規程に則った正当な内部通報に対する報復、不当な動機・目的による人事権の濫用という「違法行為(法律違法行為)」により、極めて不当に消失されたのです。とても悲しいことです。


オリンパス株式会社(代表者;笹宏行社長)が、


「判決を厳粛に受け止め、ご本人の意思を尊重して次の部署を検討している」・・・と、朝日新聞、NHK等のマスコミ取材に対し、コメント発表したことを、「厳守し」、「速やかに履行する」、ことを期待したいと思います。


オリンパス株式会社(笹宏行代表取締役社長)が、「違法行為認定、会社全面敗訴」という最高裁決定を受け、法治国家である日本の最高裁決定に従い、上記、マスコミの記者の皆様に断言したとおり、常識に則った対応・私の希望に沿った「公式コメントを守る、社会が納得する配転」を速やかに行うことを願っています。


それが、社会に、そしてオリンパス社員に対して、公式的に発した、人権侵害をしない、高い倫理観を持って、透明性のある企業活動を行う、などという経営陣コンプライアンスコミットメントを守ることのはずです。


オリンパス経営陣によるコンプライアンスコミットメント

(平成24年5月22日 制定・発表)

http://www.olympus.co.jp/jp/news/2012a/nr120522corpj.cfm


オリンパスブランドの真の再生意欲に対する、現経営者心理・本音のバロメーターして、社会・世間・株主・オリンパスグループ社員等、オリンパスのすべてのステークホルダーが、今、強い関心を持って注目していることだと思います。


このブログの読者の皆様には、私の再配転については、今後、このブログにて、その経過を、可能な限り共有してまいりたいと考えておりますので、引き続きご注目頂ければ幸いです。


どうぞよろしくお願いいたします。


オリンパス株式会社

浜田正晴