オリンパス内部通報事件・最高裁上告審判決は一日、一日と近づいています。


添付記事が目に入りましたので、引用添付します。


Business Journal

~オリンパス社員語る「会長訓示『粉飾は大したことじゃない』」~


http://biz-journal.jp/2012/06/post_261.html
Business Journal より引用


オリンパス社員も、新経営陣が、旧経営陣と全く同じく、私(浜田正晴)の内部通報不当告発漏れ(コンプライアンスヘルプライン運用規程違反)・制裁人事・人権侵害裁判関連について、東京高裁判決や、東京弁護士会からの重大な人権侵害警告執行について、「オリンパスにとって一番大切な一般社員に対してまでも」、「全く説明責任を果たさないどころか、なんにもないようにふるまう不思議な事態」に対して、徐々に「物言わぬ社員でなくなってきた」のかも知れない。


オリンパスの古き悪しき企業風土と、こそこそ図太い隠蔽・しらんぷり体質というのは、「経営陣が、社外取締役も含めて一新されても」、なかなか変わらない現実であることに直面して不審に思うのは、「どうして、いまとなってもオリンパスブランドを泣かせるのか?」ということだ。


新経営陣は、「言論と行動に明確すぎる矛盾がある」ことに、自ら気がついているはずだ。人権侵害問題など、新経営陣の重大な行動矛盾は色々あれど、きわめて遺憾な象徴的キーワードは、オリンパスコンプライアンス体制の見直しの必要性を認める新経営陣見解と、オリンパスが控訴審でなんら権力も財力ももたない一社員に敗訴した、オリンパス内部通報・報復人権侵害裁判への最高裁へのしつこいまでの上告、裁判の長期化だ。それも、「社員、株主、顧客などあらゆるステークホルダーへの説明責任皆無」、この大矛盾である。


笹宏行社長、上記、あなたの行動と社員への力説矛盾は、極めておかしいのではないですか?まじめに働く社員に対して、そして、すべてのオリンパスを愛するステークホルダーに対して、更に、オリンパスブランドに対して、失礼極まりないと思いませんか?


笹宏行社長・・・このコンプライアンス・人権侵害裁判を、東京高裁で敗訴し、上告してまで、長期化させて抱え、オリンパス社員への説明責任も「全く」果たさず、それでも、胸を張って社員に熱弁できてますか?