オリンパス(代表取締役社長執行役員ら新社内外取締役)の大矛盾


http://www.olympus.co.jp/jp/news/2012a/nr120522corpj.cfm

「オリンパス新経営陣によるコンプライアンスコミットメントを制定」(H24.5.22 発表)


このコミットメントと添付東京新聞記事での会社の姿勢の表明、そして、菊川剛元社長が当初から、指揮をしていた内部通報告発漏れ・制裁人事・人権侵害裁判の、オリンパス新社長による継承。


オリンパスは東京高裁に、内部通報者への報復制裁人事・不法行為を事実認定され敗訴し、その後、最高裁へ森・濱田松本法律事務所の8名の弁護士を要し上告。その上告審を、正式に笹宏行社長が菊川剛元社長、元社長から継承。かたや、コンプライアンスコミットメント制定とコンプライアンス意識改革公式表明。


この現実こそが、「オリンパス新経営陣の大矛盾行動の典型」だと思う、というレベルを通り越し、不思議で不思議でしかたない・・・よくまあこんな行動ができるものだなあ・・・とあきれ果ても通り越し、これが、変わらぬ、変われぬ、変わろうとしない、オリンパス企業風土の特異な現象だと嘆かわしくなります。


コンプライアンス社内通報制度の改善の必要を認めておきながら、裁判を長期化させる、そして、上記コミットメントを社会に発表する・・・。オリンパスは、新経営陣になっても、このような「あまりにもおかしな矛盾行動が、なぜできるのか?」などを考えることの意味さえもないような気がします。


これが、オリンパスを愛するということなのか?そんなはずないでしょう、と、それほど、私は、新経営陣に対して、あきれ果てているということです。



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