オリンパス内部通報事件 「東京高裁判決」は、労働判例を始め著名判例書に掲載されています。


http://www.e-sanro.net/sri/books/roudouhanrei/d_contenta/d_2012_01_15_H1.pdf


http://twitter.com/#!/sankyoh/statuses/165344202060861440


「判例の重み」・・・労働判例は、すべての企業経営者・労働者の今後の労働紛争に重大に影響してきます。特に、オリンパスが東証からきわめて重大に問題視されている、「内部管理体制」。その根幹となる、「内部通報制度」の欠陥を露呈したオリンパス内部通報制裁人事・人権侵害事件「東京高裁判決・判断・事実認定」。


これだけは、ごまかせません。いつまでも、この裁判を「だんまり」で通せると、甘い考えでいたとしたら、大変なことになると思います。


4月20日の臨時株主総会で、オリンパス新社長となる方は、「浜田正晴がオリンパスにいる」ことで、是非、緊張感を持ってその職について頂きたいと思います。


現オリンパス社長が、この内部管理体制に関する裁判・東京高裁オリンパス敗訴と東京弁護士会からの、内部通報した社員に対しての重大な人権侵害行為に対する警告に対しての説明責任から、ただひたすら逃げている姿とは逆に、「この説明責任を、社員に、社会に、すべてのステークホルダーに対して、完全に果たしきり、正々堂々と明日のオリンパスつくりあげる姿」を期待しています。


私だけでなく、オリンパス一般社員は、それを期待しているはずです。それ以前に、本件裁判と人権侵害の説明責任を果たすことこそ、「日本の常識、世間の常識、市民感覚」です。