オリンパス内部通報制裁人事・人権侵害事件 


東京高裁逆転判決までを振り返れば、様々な社会問題が浮き彫りとなったような気がしています。


とりわけ、次代を担う若者たちに対して、この訴訟を通じて表面化した様々な「負の遺産」をできるだけ残さぬよう、判決確定後の活動を考えています。


今は、オリンパス株式会社(代表者 マイケル・ウッドフォード代表取締役社長執行役員及び、菊川剛代表取締役会長)とY事業本部長執行役員が、「最高裁へ上告」したことにより、上告理由書(上告申立てから50日以内に提出しなければ自動的に上告却下となる)が、オリンパス株式会社らから提出されるのを待つということ、静観というところでしょうか。


引き延ばすことそのものより、「内部統制システムの根幹ともいえる、内部通報制度」が欠陥であったことを認め、是正に動くというのが「筋」であり、結果として「オリンパスブランドを守る」ということだと思っているのですが、どうも、オリンパス経営者の考えは、私の考えとは、全く違うようです。


参考記事リンクを添付します。


http://www.janjanblog.com/archives/48734


末尾の複数リンクを順次クリックすると、一審からこの事件を追い続け、見守りりながら、報道を通じて「社会正義の実現、社会貢献活動をする」という記者の想いが伝わってくるような気がします。


涼しくなってきたこの時期、「読書の秋」、ひとつづつ、ゆっくり読んでみてはいかがでしょうか。