<民事訴訟における、事実認定の意味>

事実認定とは、判決を導く上で、重要となる「事実の認定」をいいます。事実認定とは、原告或いは被告の主張どおりに事実を認定すること、と思われがちですが、民事訴訟でいう事実認定をは、以下をいいます。

’事実がなにであったか、裁判官が判断すること’すなわち、判決を導く上で、基本的に「必須」である事象(事実)に目をそむけることなく、「認定する」ことです。もっとひらたく言えば、「事実の判断を裁判官が無視しない(スキップしない)」ということです。