また思い出したことを一つ。
昔、旅してた時に持ってたガイドブックは「地球の歩き方」だった。持ってたというか旅の途中で逆方向か来た人にもらったりしたり、現地の旅行者相手の古本屋で買ったりした。
日本人でも英語のわかるやつはロンリープラネット(もちろん当時は英語版)なんか持ってたけど、たいていは歩き方だった。読者投稿による主観で書いてる情報が多いので、行ってみると全然違う感じで「地球の迷い方」なんて言われたりもしたけど、多くのバックパッカー、貧乏旅行者はこのガイドブックにお世話になったのは確かだし、長期旅行者のバイブルという感じだった。
しかし、しばらく旅からはなれ歩き方をまともに見ることもなかった。そして13年ぶりの海外で約一週間旅することになり、図書館で借りて旅にでかけた。で、現地に着いて観光してるとやはり歩き方を持った日本人に遭遇する。安宿の情報でも聞けないかと思い話しかけてみると、なんとツアーで来てる人で2泊3日程度できてるそうだ。そんな人でも見るようになったのか、と思ってよく見ると高級なホテルの情報なんかもたくさん載ってる。たしか昔の歩き方には”○○○国を1日×××円以内で旅する人のガイドブック”と表紙に書かれていたが、今はない。それとほとんどカラーページになっているますが、昔のは最初の特集ページに数ページカラーがあって後は赤と青の2色刷りページでした。今はわずかに旅の準備と技術のページが2色刷りですね。
1993年にラダックに行った時、ビジュアルの情報はインターネットもない時代だったので歩き方の2色刷りの数点の写真だけでした。それだけに実際到着して景色を見た時は感動もひとしおでした。
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