テレビを見てると昭和30年代のテレビ番組「快傑ハリマオ」の再放送をやってた。(ここまで古い作品になると再放送という言葉は適切なんだろうか?)懐かしのTV特集とかで知ってはいたけど実際に見るのは初めて。しかし古いドラマなのでテンポはとろいし、音も悪いので少し退屈だった。格闘シーンでは風でハリマオのターバンが自分の顔にかかってしまい、どう見ても不自然で前が見えてないと思われるのにかまわず戦い続けるシーンもあった。撮影したフィルムの撮りなおしがきかなかったのだろうか。
でも昭和30年代の作品なのにカラーだし、ちょっと気になったのでネットで調べてみた。
宣弘企画のHP によると第一部の一話から五話まではカラーで国産テレビ映画初だったらしい。しかも子供向けテレビ番組としては初の海外ロケを行い、タイ・バンコクやカンボジア・アンコールワットのシーンが盛り込まれてるらしい。私が見たのは第一部の4話あたりで船上シーンだったので海外の町は出てこなかった。
これでさらに気になったのでwiki でも調べてみたら第三部の九話にありました、シリーズタイトル「アンコールワットの対決」。
この番組、前述のとおり現代から見るとイマイチだったのでもうあまり見る気がしなかったが、昭和30年代の日本のドラマの中のアンコールワットを見てみたい。
ちなみに「快傑ハリマオ」の後はやはり昭和30年代の番組「隠密剣士」を放送してました。私が見た回の内容は松前藩とアイヌの対立で、アイヌのリーダーを白影さんこと牧冬吉さんが演じられてました。同じく宣弘企画のHPによると牧さんは隠密剣士の第三部から別の役でレギュラーになり人気を博すそうです。