近江八幡は江戸時代に商人の町として栄え、そのたくさんの魅力を今に伝える町です。

秀吉が天下統一後、
交通の要所と東に睨みをきかす場として、八幡山城を築き、秀次を城主にしたことが発展の始まり。
安土から商人を呼び寄せたそうです。

江戸時代は、幕府の直轄地として商人の町として栄え、建造物にそのすがたを目にすることができます。

■江戸時代の町並み
新町通り界隈は、滋賀で最初の重伝建。
江戸時代の町並み風景を感じることができます。
八幡堀は、八幡山城の防衛と共に、水運の場であったそうです。
今は観光船が走り、のどかな風景です。

■明治になってヴォーリズ建築
明治になると、ヴォーリズが来日して、町にたくさんの建築を残しています。
これも近江八幡の大きな魅力です。

■少し足を延ばすと
□旧勧業館
市街地から自転車で10分ほど足を延ばすと、明治42年(1909年)に建てられた旧勧業館が、レストランと宿泊施設として活用されています。
1階はレストランに。
建具がとてもきれいです。

床の間もあって、訪問時は満席でした。
2階はユースホステルです。
築110年を超えて、バリバリの現役施設として、
登録有形文化財にも指定されています。

□ラコリーナ
その近くには、お馴染みのラコリーナ。
バームクーヘンたねやのフラッグシップ店。
植栽屋根にまわりは緑のガーデン。
アニメで見るようなすがたで来場者を迎えます。
 中に入ると、緑の回廊で囲まれた別世界。
緑が大きく包み込んで、人の原点に戻るのような場所。
来場者の笑顔が広がり、皆さんいい表情をしています。
建築家 藤森照信さんとたねやオーナーの思いがコラボしたの世界が広がっています。

2015年の竣工からまだ7年ですが、
今の現代人の感動が後世の方々にこのまま伝わっていく様子が目に浮かび、ゆくゆくは文化財となる施設と、今から想像できる施設です。

□琵琶湖へ
さらに、少し足を伸ばせば、琵琶湖ののどかな風景が。

歴史的町並みと現代施設、そして琵琶湖の風景と魅力盛りだくさんの近江八幡の魅力があります!