堺の古墳群に足を運びました。
仁徳天皇陵をはじめ、小学生のころから教科書では見ていたものの、現地で見るのは初めてです。
□写真は堺観光コンベンション協会HPより

古墳をそばでみると、
森やお城の堀のようです。
写真は仁徳天皇陵の正面。

三重堀で、城郭の外堀のようです。

古墳の時代は大きく遡り5世紀、大和の時代。今21世紀なので1600年前になります。正直なところ、ぴんと来ない時代感覚です。

当時あった古墳150基のうち、現在残っているのは50基ほど、だそうです。
1600年たって、1/3が残っていることすごいように思います。
ただ、戦後の都市開発で、古墳が壊され宅地化されたとのこと。信じ難いですが、ルールや社会の秩序がなかったこと、これも建築と同じで今に至る歴史です。
案内看板からは、古墳が消滅して、建物が建てられていることが分かります。

今や世界遺産となっている堺の古墳群。
ひとつひとつの古墳群に案内看板が出されて、周知されています。


古代と未来の途中にある現代。
建築同様に、現代人として未来に歴史を伝える社会全体での責務を思います。