熊野三山から、熊野那智大社と那智青岸渡寺のご紹介します。


■熊野那智大社


全国4000社ある熊野神社の御本社。

正面の拝殿は新しい建築ですが、その奥には、本殿が建ち並びます。


横から見ると、L字型に配置された本殿6棟が重要文化財建築として残されています。





■那智山 青岸渡寺

西国三十三所一番札所のお寺。

ここを目指して、遠い昔から今でも、遠方からたくさんの参拝者がお参りしています。


本堂は、織田信長の焼き討ちにあい、その後1590年秀吉が再建。重要文化財に指定されています。

桃山様式の雰囲気を残す、築400年を超える建造物です。


熊野那智大社に隣接し、神仏習合の姿を今に伝える貴重なものだと思います。







那智参詣曼荼羅


室町時代の那智の姿を今に伝える絵が宝物館にあります。

熊野那智大社本殿も現在のまま描かれています。


旅人夫婦の様子がコミカルに絵がかれ、見ていてとても楽しいものでもあります。