熊野三山はいにしえからの巡礼地。熊野、那智、新宮の各大社をまわりました。

世界遺産にも指定される神秘的な地でした。


まずは、熊野本宮大社。

全国の熊野神社の総本宮でもあります。



■大鳥居

2000年に建立された大鳥居。

高さ34mは日本最大の鳥居で圧巻なものがあります。


田んぼのなかの参道には、日本の原風景を感じるものです。




足元の基礎もこのように大掛かりのものでした。


サッカー日本代表エンブレムでもある3本足の八咫烏。熊野の神の使いだそうです。



■熊野本宮大社


以前は大鳥居近くの3川の中州に位置していましたが、明治23年(1889年)に増水被害にあい、残された社殿が今の山手に移築されています。


一の鳥居は木製。趣きがあります。


杉木立の参道には心が澄むものがあります。


大しめ縄がかかる神門。


熊野権現造りの社殿は、聖地に佇む空気感があります。
4社殿のうち、
第一殿、第二殿と第四殿は江戸時代後期の1802年、第三殿は1810年の建立でいずれも築200年を超えます。
水害後移築され130年となりますが、桧皮葺きの屋根なども丁寧に維持され、重要文化財にも指定されています。





水害前の姿絵で、左三棟が今の社殿として移築されています。

当時のすがたも荘厳であったものと想像されます。