家づくりは、設計者が決まったときに半分は終わったものだと思っています。
いい設計者と巡り会えたときは、家づくりが半分成功したものとも言えます。
 
といいますのは、
設計全体の組み立ては、設計者の頭のなかで行われ、
発注者ができることは、設計図の修正要望までで、
いちどつくられた設計図は、根本から変えることはできないからです。
 
例えば、
A設計士さんの設計図が、30点くらいの出来栄えだったとき、
発注者が指示や修正をしても、せいぜい50点くらいにしかならないものです。
しかも相当な労力が必要となります。
 
しかし、B設計士さんの設計図が、80点くらいの高い出来であれば、
90点さらに100点に近づけていくことができます。
 
家づくりの成功を望むのであれば、
設計者選びには、納得するまで行うべきだと思っています。
 
(次回につづきます)