次に検討したのが、住宅を専門にした地元の工務店。
ハウスメーカーと同様に、設計と見積りまでは無料。その上で契約の判断をする進め方であることをまずは確認。
 
先に検討依頼した大手ハウスメーカーより、工事金額が安くなることを期待。
そして、木造の注文住宅なので、柔軟な間取り設計ができ、外壁材等もたくさんの建材から選ぶことができそうです。
さらに住宅専門の設計者もおられます。
 
1回目、2回目の打合せをして、3回目に間取り図と見積書をいただきました。
見積金額はハウスメーカーより安く、想定範囲でした。
外観は普通のデザインでしたが、間取りもまずまず希望内容にまとめていただいたので、この工務店に決めてもよいかな、と思っていました。
 
契約を念頭にして、最後の確認打合せを行いました。
しかし、詳細の確認をすると、工事段階で、壁の図面(展開図)や天井の図面(天井伏図)は見せてくださらないとのことです。
展開図を見ないと、建具やコンセント・スイッチの位置が分かりません。
天井伏図を見ないと、照明の位置や天井の凹凸が分かりません。
 
見せられない理由がよくわかりませんでした。

展開図や天井伏図を作成されないのか?図面と現場に違いができるの懸念されたのか?

このまま進めても、他にも詳細なやりとりが期待できない様子でしたので、
申し訳なかったのですが、丁重にお断りさせていただくことにしました。
 
ハウスメーカーや工務店では、僕が望む住宅づくりができないことが分かってきました。
設計事務所への設計依頼は、手間がかかりそうなので、最後の選択肢としていましたが、
いよいよ、設計事務所を探すことにしました。
 
(続きは次回です)