前回のアメリカ駐在時代に乗った自動車の3台目についてのブログです。
前のブログで駐在時代に購入した2台目の自動車、ボルボ240DLの乗り心地を
「トラック並みの乗り心地」
と父親に言われてから、うすうす気になっていた事を指摘されたことから
「物凄く気になってしまう」
自分がいました。
その時務めていた会社は、日系企業でしたが日本人は私と社長の二人しかおらず、
その他の12名はアメリカ人またはイギリス人でした。
その中のイギリス人(Ken Peasonと言います)はベンツのミディアムクラス(W123)の230Dと言うディーゼルモデルに乗っておりましたが、スキー用の別荘をバーモント州(ボストンのあるマサチューセッツ州よりも更に北の州)に持っていて、冬になると毎週末片道500~600㎞走ってスキー三昧しておりました。
当然その彼の車の走行距離は恐ろしく増えており、もう一台買い増し(買い替えではなく買い増し!)することになり、自動車好きの私としては、彼にへばりついて一緒に「初めてのベンツディーラー」に行くことになりました。
メルセデスベンツディーラーでショールームの自動車を見ていると、(当然ながら)憧れのベンツがたくさん展示されております。
このディーラーは、ショールーム内に中古車も新車も展示しており、Kenさんは結局中古の最新版のミディアムクラスの300D (W124)を購入しました。
ディーラーで私が発見したのは190E と言う、日本では”子ベンツ”と馬鹿にされているベンツが3万ドルで販売されているのに驚きました。
日本円で360万円位で、当時でも高価ではありましたが、バブル期の日本ではヤナセで650万円で新車販売されている車だったので、もうびっくり!
ボルボを下取りに出して、残りをローンで組んで、頭金を少し入れて・・・・と見積もりもらうと支払いは
5年ローンでなんと月々300ドル!
で購入できると言うではないですか!!!!
その上、ボディカラーは私のあこがれのブルーブラック(黒メタリック)で、内装は黒のMBテックス(人工皮革)、サンルーフ付き、2.6リッター直列6気筒エンジン、と私の希望を100%満たす仕様の在庫があるではないですか?
*アメリカのディーラーはお店が色やグレード、オプションを決めて発注して、
先に自動車を仕入れて自分たちが在庫し、その在庫を販売するのが一般的の様で
す。なので、ストックヤードに連れていかれて「どれがいい?」と自分で置いて
ある在庫車から窓に貼られているオプションリストを確認しながら自分で選んで
購入します。
しかも、「なんと今なら10%引きの27,000ドル!」と言われたら、買わないわけにはいかないじゃないですか?? ↓↓↓↓まさにこの色、このモデル
と、言うことで私の初めてのベンツは、若干28歳のサラリーマン時代に購入した新車でした。
当時の私のアメリカでの年収は3万ドルでしたので、無茶苦茶なことしてたな~と反省しております。
大事にしていて、とても気に入っていたこの車は、帰国時に個人の引っ越し荷物として当時の会社に黙って引っ越し荷物の40フィートのコンテナに入れて、日本に持って帰り、排ガス検査を受けて車検を取って3年乗りました。
(日本での登録は初めてだったので、中古車持って帰っても3年車検取れるんです)
3年乗って車検の際に、故障したエアコンの修理、ヘッドライトのアメリカ仕様⇒日本仕様への交換も含めて約60万円掛けましたが、その1か月後の雨の日に、免許取り立て男の子3人乗りの軽自動車が狭い道を飛ばしてくるので道を譲ろうと止まっていた私の車に真正面からぶつかって来て、正面衝突して私の190E の前面がグシャリ!
運転手は話に夢中で前を見てなくて、私の車が待っているのを見て慌てて急ブレーキ踏んだらタイヤをロックさせて、そのまま滑って正面から突っ込んできたとのことです。
修理工場に持っていったら、
「修理してもフロントメンバーが逝ってるので、真っ直ぐは知らないかもしれない」
と、言われて私のお気に入りの初めてのベンツ190E 2.6 を泣く泣く手放すことになりました。
日本で仕事する際にもこのベンツで営業行ってたので、「儲かってますな!」と嫌味を言われ続けましたが、サラリーマン時代から分不相応なベンツにローン組んで乗ってるんですよね~。
私の奥さんには、
「若い時に”上がり”の車に乗ってしまうから、後に乗る車が無くなるんでしょ」
と、今でも言われております。
その結果、あの”子ベンツ”の感動を求めて購入した車は40台を超えてしまい、結果的に貯金できてないんだと反省しておりますが・・・・この病気は治りません。
