シュタインメッツのお値打ちリッター瓶 | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

シュタインメッツのお値打ちリッター瓶

届いた箱を開け、ボトルを検品して初めて気が付いた...「あ、コレ2021やん」。

ちゃんと2022ヴィンテージをオーダーした筈なんだけどなぁ、納品書にも「2022」って書いてあるし。

故意なのか過失なのかは知らないが、ドイツのショップを利用していると割とまぁよくあるケース。

でも瓶詰めから1年も経った裾物って、あんまり感心した試しが無いんだよなぁ...。

 

もとよりワインには何の罪も無い。よ~く冷やして、謹んでいただこう。🙏

ギュンター・シュタインメッツ醸造所の2021年産リースリング、リッター瓶。

 

 

スクリューキャップ。軽く緑色がかった明るいレモンイエロー。

シーファー風味(Schieferwuerze)のような土のニュアンスのあるリンゴ系の果実香。

 

舌に軽い微炭酸感のある心地良い酸の刺激。スマートな果実味と程好いミネラル感。

瓶詰めから1年以上経って、良い意味で味わいの纏まりが良くなっている感じがする。

少しマスカット的な風味もあるか。表記は無いが意外にしっかりとした辛口で、酸の余韻も長くてかなり高品質。

 

開栓3日目。さすがにフランケンのジルヴァーナーの後に飲むと、残糖が多く感じる。

開栓6日目。酸が素晴らしいし何だか分からないこの若さ。

それにしてもこのリッター瓶がたったの8.5ユーロとは、驚きのコストパフォーマンスである。85/100

 

 

2021 Riesling Qualitaetswein

Weingut Guenther Steinmetz (Brauneberg/Mosel)
A P Nr 2 577 121 20 22,Alc 10.5%vol,1000ml

 

おまけ。今夜のアテの一品、「枝豆カリカリ揚げ」。