ぼたん鍋にピノブラン | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

ぼたん鍋にピノブラン

寒い時期に食べて温まろうと、丹波篠山産の「天然猪肉ぼたん鍋セット」を取り寄せたまでは良かったが

皮肉なことに届いた日には既に寒が緩んでいて

おまけにこれに合わせようと開けずにとっておいたバーデンのグラウブルグンダー...の筈が

当該ワインのエティケットを確認したらヴァイスブルグンダーだったという、何とも間抜けなオチがついてしまった。

 

まぁ同じヴァイスブルグンダーならこっちにしておこうと、グリュンハウスのピノブランを開ける事にした。

 

 

スクリューキャップ。少し黄色がかったレモンイエロー。グラス壁には細かい気泡がビッシリ付着。

瑞々しいリンゴの香りに、仄かな蜂蜜のニュアンス。

香りに違わず果実味はジューシーで程好い凝縮感。

酸は果実味に引き続いて少し前に出るが、8ヶ月前ほど存在感は無く、ほろ苦いミネラリッシュなアフター。

裾物グーツヴァインにしてはかなり濃くて、ちょっと硬い印象もある。

 


それにしても8ヶ月前のフレッシュな時期とは全然違う表情があって、同じワインとは思えない。

毎年このワインは2本買うのだが、逆に言えば8ヶ月程度インターバルを置けば2度楽しめるということになる。

尤もフレッシュな時期の方が個人的には好きなのだが。ぼたん鍋との相性はまぁまぁかな。85/100

 

2021 Pinot Blanc Qualitaetswein trocken

Weingut Maximin Gruenhaus (Mertesdorf/Ruwer)
A P Nr 3 536 014 06 22,Alc 12.5%vol

 

 

おまけ。牡丹の花に似てる?(;^ω^)