タンニン多っ
息子が久しぶりに帰って来るとなったら、もうウチの嫁さん
ケーキは作るわ高そうな桃や美味しそうなサクランボは買って来るわ、そしてステーキ肉は買って来るわ...
アル中の旦那相手の普段とは気合いの入り方が全然違う...はい、母の愛は偉大です。<(_ _)>
でもまぁせっかくの高級ステーキだから、眼中にないアル中旦那も御相伴に与るぞと。
22時頃ヘトヘトになって帰宅して、新しいワインを開ける気力など微塵も無い筈だが
死力を振り絞って何か良さ気なボトルを...
9年以上寝かせた、マイヤー・ネーケル醸造所の2011年産シュペートブルグンダー「S」。
レンガ色がかった暗い色調のルビー色。トップは土っぽい香りのみで閉じているようだが
スワーリングするとカシスを思わせる黒系果実の香りに香木、微かにタールっぽいニュアンスも。
口当たりは柔らかでコアのやや緩い感じの果実味、こなれてなお量感豊かなタンニン、
シーファー感の判る苦汁系のミネラル味、そしてマイルドな酸。舌の上に残る余韻はタニック。
最近飲んだ中では断トツにタンニン多いよなぁ、などと思いつつ、若干ピークアウトしつつある印象も。
タンニン以外は主張が穏やかなので、お肉はもちろん疲れた身体にも寄り添うような感じでなかなかよろし。
抜栓3日目。相変わらずタンニン豊富で渋々なのだが
まだまだ大丈夫だぞと言わんばかりに果実味が肉付きを増してバランス好転。
抜栓5日目。酸はいよいよ引っ込み、果実味がフワッと膨らんでタンニンを優しく包み込む感じ。86→87/100
2011 Spaetburgunder Qualitaetswein - S -
Weingut Meyer-Naekel (Dernau/Ahr)
A P Nr 1 792 159 009 12,Alc 14%vol