記念日はゼクトで | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

記念日はゼクトで

今日は焼き餃子に合わせてマキシミン・グリュンハウスのゼクトを...と言うか、記念日なので嫁さんと乾杯。
因みにウチは何婚式に当たるのだろう?ふと疑問に思って調べてみたところ、「磁器」と「銀」の間だと。
なんでも15年目以降は5年単位で数えるんだそうな、ふ~ん。( ̄0 ̄)




緑がかった明るいレモンイエロー。仄かにシーファーっぽい土臭さの感じられる香り。
口当たりこそ炭酸の陰に隠れて良く判らないが、中盤からパワーを発揮する酸はなかなか伸びも良い。
果実味は相対的にスマート。酸のお蔭で柑橘の薄皮系のミネラル味が引き立つ。
あまりフルーティーではなく、どことなく枯草や湿った木を感じさせる複雑なニュアンスのある香味で
未だ酵母感もある。直線的なシェイプで液質はかなり硬い。

シャンパーニュに感じるようなマッタリとした膨らみが感じられないのは、やはりリースリングな故か。
だとすれば、膨らみのあるジルヴァーナーやヴァイスブルグンダーあたりをアッサンブラージュすれば面白いかも
...などと勝手な妄想をしたり。舌の上に持続する酸の余韻が長く、なるほどの酸。87/100


5ヶ月前に飲んだ時と酸の質がまるで違って感じられるのは単なるボトル差?今回は結構好きな感じ。(^ε^)♪
未だ全体にちょっと落ち着きが無い気がするので、当分寝かせておいた方が良いかもしれない。
経年に耐え得るだけのポテンシャルは...まぁこの値段だからシュペートレーゼ級以上の中身の筈。充分だろう。

2012 Maximin Gruenhaeuser Riesling Sekt brut
Schlosskellerei C. von Schubert (Mertesdorf/Ruwer)

A P Nr 3 536 014 21 14,Alc 12.5%vol,16.80€