今回は、
今季のZARAのアイテムを使って
お洋服の読み解き方を解説いたしますね。
アイテムはこちら!
マスタードイエローのお花柄ブラウス~。
(何となくドラえもん風でお読みください。)
このブラウスを見て、
「うわー派手っ!」と思う人も
いらっしゃるでしょう。
派手というのは、
良く言い換えると
華やか
もしくは、
個性的、ユニークなかっこよさ
といったニュアンスを含むかと思います。
悪く言うならば、
下品、奇天烈?などかしら。
どこの成分がそう感じさせるのか、
解説いたします。
まず色は、マスタードイエローに
水彩画のようなタッチの
青のバラらしきお花のプリントで
反対色のコントラストをつけています。
葉っぱは、茶色でマスタードイエローと
同系色。
葉っぱの中で濃淡のグラデーション、
お花の方も濃淡のグラデーションを
つけています。
かつところどころ、
青いお花とマスタードが混ざって
緑に見えるようにしているのが
良い演出だと思います。
色としての派手要素は、
マスタードと青それぞれの色自体と、
マスタードと青との
コントラストの強さになります。
一方で、水彩画のような
輪郭線のないプリントの
タッチやグラデーションは
エレガントでもあります。
次は、形。
長袖のブラウスで、ポイントは、胸元。
ボタンが胸の上あたりまでしかなく、
Vネックで開いており、襟つき。
そこに艶っぽさとかっこよさがあり、
ここが形の派手要素になります。
プリントの柄でいうと、
輪郭線のない
それほど大きくないお花の柄は、
ロマンティック
かつクラシックでもあります。
そして質感(素材)。
光沢があり艶やかな印象がありつつ、
生地は柔らかい。
質感の派手要素は、光沢になります。
派手要素は、色、形、質感すべてに
盛り込まれておりますが、
トータルで見ると、
華やかでエレガントで、
かっこよさがアクセントとなるブラウス。
これにどうボトムスやアクセサリーを
合わせていくかで、
悪目立ちの派手になるのか、
良い意味で派手、華やか、
ユニークになるのかが決まります。
これからも何度も書くかと思いますが、
アイテムがどんなものか
わからなくなりましたら、
色、形、質感
と分けて、じーっと観察してみてくださいませ。
コーディネートは、
また改めて載せますね!
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