庄司浩太 | JPCL・blog

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庄司浩太より。。。

世界選手権体験記 In ロサンゼルス

みなさんこんにちは!
ヨシザワダンスアーツ主宰の芳澤知孝先生よりバトンを受けました、高田馬場山野ダンススクールの庄司浩太です。

今回は、9月6日にアメリカはロサンゼルスで行われました世界選手権についてご紹介したいと思います。

まず初めに、日本代表として世界選手権に参加するにあたり、当選手会JPCL、それからJCFよりそれぞれ補助金を頂きました。
この場をお借りしましてお礼申し上げたいと思います。
大会の主催者であるNDCJ(旧JNCPD)からは補助金と言う形での援助は基本的にありませんので、海外遠征が多い私達にとっては大変有り難いものです。
ヨーロッパやアメリカでの世界選手権では航空券代金が2人で数十万円かかるのが通常です。
ホテルは大会前日と当日の2泊分は、主催者が用意するのが一般的となっています。
今回の場合、大会2日前にロサンゼルスに到着しましたので、追加分の宿泊費、往復の航空券代金、空港から会場までのタクシー代金(車で1時間程度)は全て自己負担となりました。
選手会とJCFからの補助金は大変助かりました。有難う御座いました。

さて、私達にとってはアメリカのロサンゼルスでの大会は初めてではありません。
実は海外での初めての大会はカップルデビューした2000年の9月にロサンゼルスで行われました、エンバシーボール選手権だったのです。
私達のデビュー戦は2000年3月に新高輪の飛天で行われました、ビル&ボビー・アービン杯、ダイヤモンドカップ選手権と言うライジングスター選手権で、結果は優勝!
その副賞が、アメリカ、エンバシーボールへの派遣と言う大会でした。
海外旅行の経験すら無かった僕は、すぐさまパスポートの申請をしました。
成田まで成田エクスプレスにて移動、大韓航空機に乗って機内食でビビンパを食べながら初海外遠征が始まりました。
日本とロサンゼルスは16時間の時差があります。
日本を午後に出発すると、その日の午前中にロサンゼルスに到着するのです!
Back to the future さながら、時間が戻ってしまうわけです!
初めてのフライトに興奮し機内ではろくに眠れもせず、到着がその日の午前中に戻ってしまうわけですから、昼食にバドワイザーなんか飲んだ日には、夕方にはすっかり眠くなってしまう訳で、これを人は時差ボケと言うのかと実感した訳です。
困ったのは、コンペが夜から始まるという現実。1次予選が17:00から始まり、大事な準決勝・決勝の頃には完全に真夜中です!
その頃はもう眠くて眠くて仕方がないのです。
アメリカでの大会は今まで、本調子で踊れた事が一度も有りませんでした。

そこで、今回の世界選手権では時差ボケ対策を重視しました。
まずは、フライトを羽田発の深夜便に変更。
土曜日の0:05羽田発、ロサンゼルスには前日金曜日の夕方18:00着。
会場のホテルに着くのは20:00過ぎで、夕食をとったらバタンキュー、すぐに眠れます!
そして、もう一つは水分を沢山取ること。
今回はバドワイザーは一切飲まず、代わりにスパークリングウォーターを沢山飲む作戦に。
ロサンゼルスは気温は高いですが湿気が少なく、汗をかいている事に気付かない事が多いのですが、実はとっても乾燥しているのです。
その喉の渇きをバドワイザーで癒してしまうと途端に睡魔に襲われます。
1日2リットル以上の水分を補給しました。

翌朝は土曜日(大会前日)ゆっくりと目覚め、午後から練習フロアにて1時間程度の調整。
今迄は前日の夜はラテンの大会を観に会場へ足を運んだりしていたのですが、今回はそれもせず部屋で翌日の大会に向けて集中する事にしました。
いよいよ大会当日、朝はゆっくりめに起きて、しっかりと朝食をとり、部屋にてストレッチ。
今までの様な時差ボケは全く感じられません!
1次予選は19:00から。今回は1次予選からフルパワーで踊れる感触が有りました!
ロサンゼルスには日系人が大変多く、会場には多くの日系人の方々が観戦にいらっしゃいました。
日系人テーブルの前を通り過ぎるたびに、「ガンバッテー!!」と言う日本語での大声援が飛び交います!!
アメリカですがここはホームか?!と思う位の日本語での応援が私達を後押ししてくれます。

最終予選。
準決勝に行けるかどうかの最も大事なラウンド!
時差ボケもバテも一切無く、上り調子!
自信が確信へと変わるのが踊っていて感じられました。
アメリカでの大会は、次のラウンドはコールでは無く、日本の様に会場に張り出されます。
張り出しの紙を遠くから恐る恐る覗き込む、、、細かい字は遠くからは読み取れませんが、
Kota Shoji & Nami Shoji
という名前は他の海外の選手と比べるととても短いので、12組リストアップされている中で名前の短い部分があれば、そこが自分達だと遠くからでも判るのです!
予想通り準決勝に残る事が出来ました!!
控え室にいた、名美に報告!
抱き合って喜びました。一緒に戦っていた橋本組も、共に喜んでくれました!
あとは精一杯踊るのみ、最終順位は11位でした。
私達にとっては、ドイツ、日本、韓国に続き4回目の世界選手権準決勝入賞となりました。

ダンスを踊る上で、練習が最も大切なのは当然の事です。
しかしながら、コンペの当日にそれまで練習してきた事が如何に発揮できるか、という事も大変重要な要素になります。
様々な理由で、練習通りにはなかなか踊れないものなのです。
精神的な面も大いに考えられます。
緊張して周りが見えなくなったり、張り切り過ぎて力んでしまったり。
本番だけは頑張ろうと思って、調子に乗り(悪い意味で)練習以上の事をやろうとして相手に伝わらず、ばらばらした踊りになってしまう事はよくある事です。
海外での大会では、環境が変わっても如何に普段通りのダンスが自分のペースで出来るか、という事が如何に大切かが今回の経験でよく分かりました。
普段の練習では自分の能力の限界まで挑戦し、2人であーでもない、こーでもないと議論を交わしながら研究し、地道な練習を繰り返す。
そして本番では、ただ「頑張る」のでは無く、それまでやってきた自分達のダンスに自信を持ち、それが最大限発揮できる様に全てにおいて準備を怠らず、平常心にて臨む事が、大切であると痛感しました。

と言うわけで、次のバトンは来月ショーダンスの世界選手権の為ドイツに行く、海宝ダンススクールの三浦大輔先生にお願いしましょう!!


Kota Shoji

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