こんにちはニコニコ



息子は進学校で不登校、

通信制高校でも不登校、

現在、高認から大学受験を

目指す自称受験生です。



不登校になると、よくあるのが

「見守りましょう」という言葉。

これをどう解釈していいのか

なかなか難しいです汗うさぎ

たぶん不登校の段階によって

違いますよね。



息子が不調になり始めてから

2年近く経ちますが、

いまだに「見守ること」の意味が

はっきりわからないので

今日はじっくり考えてみます。



不登校初期はもう心も体も限界で

学校に行くことなんて絶対ムリ!

っていう状態だったのですが、

完全に対応を間違えて

無理してなんとか行かせようと

していましたショボーン



ここはただ休ませて見守るだけで

よかったんだと思います。

この「見守る」は本当に

何もせずそっとしておけば

よかったんだと思います。

わかりやすいと言えばわかりやすい

ただ何もせず「見守る」です。

私はこれができずに初期から中期が

長くなり拗らせましたショボーン


ここで書いた①〜③あたりを

抜け出すのに半年ぐらいかかりました無気力



進級できないことが決まり、

無理やり学校に行かせる必要が

なくなって、ようやくゆっくり

休ませることができました。



残念な結果になりましたが、

これで息子も私もやっと学校から

解放されるというホッとした気持ちも

ありました。



完全に引きこもっている中期ごろ

からの「見守る」は難しいです。

「見守る」と言っても放置とは

違うのでずっと息子のことを

観察していました。



カウンセリングやメンタルクリニック

に通っていて、息子の様子を話さないと

いけなかったので、言動の一つ一つを

よく観察していました。



そうすると息子に言いたいことが

いっぱい出てくるけれど

(家では元気そうに見えるので)

何も言わずに「見守る」のが

難しかったです汗うさぎ

この充電途中の時期はまだまだ

親が何かを言う時期ではなく

黙って「見守る」時期なんだと

思います。



それでも学校の話や転学の話などは

どうしても息子の意見を聞かずに

決められるものではないので

話をするのがしんどかったですオエー



家に引きこもって好きなことをして

ゆっくり過ごしている間に

少しずつエネルギーが溜まり

私の「見守る」が変化してきました。

息子が好きそうな場所にさらっと

誘ってみたりしました。



まだエネルギーが少ない時期に

ちょっと強引に連れ出したりしたのは

あまり意味のないことだったのかも

しれません。

下手したらエネルギーを奪うだけかもガーン



まあまあ充電できてからのお出かけは

それなりに楽しく行けて、息子の

気分転換になったり、外出の不安を

取り除くのにもちょうどよかったです。



そして今、エネルギーはかなりたっぷり

充電されてきたと思います。

自分から行きたい場所ややりたいことを

言うようになりました。



ですが、もともと自分から積極的に

動くタイプではないので

口では言うもののなかなか動きません汗うさぎ

動かすには誰かの最初の一押しが

必要なようです汗うさぎ



今の「見守る」が一番難しいと

感じています。

本当は最初の一歩を自分で踏み出せるように

なってほしいのですが、息子の場合は

まだしばらくサポートが必要な状態

なのかなとも思います。



よく、子供は好きなようにさせて

失敗させたらいいと言いますが、

これはいわゆる普通の子の場合

だと思います。ほどよく慎重に、

ほどよく積極的に行動できる子は

ある程度ほったらかしても

経験を積んで自分で学んでいくと

思います。



ですが、息子のように敏感過ぎたり

慎重すぎる子は、まず一歩目を

踏み出せないのでどうしても

経験そのものが少なくなります。

一歩目を踏み出す手助けをして

経験を増やしてあげる必要があると

思っています。



最初の一歩を踏み出すきっかけを

与えて、場数を踏んで一人で行動できる

ようにさせることが息子には必要なの

かなと思っています。



具体的には通信制高校をどうするか

という話をこちらからしました。

この先どうしたいかということも

こちらから聞きました。



大学に行きたいと言うので

塾をさがしてみるかどうかも

こちらから提案しました。



こういうことを「見守る」の範囲に

入れていいものかよくわかりません。

もしかしたら「見守る」を超えて

過保護かもしれません。



それでも息子が自分から動くのを

何年も待つのはリスクが高いと

感じました。



幼い頃からの行動を思い返してみても

とても慎重な性格で、思いつきで

行動したりすることはなく、

いつもじっくり考えているタイプ

でした。その性格は親のしつけなど

とは関係なく持って生まれた性格、

遺伝だと思います。



だから今、息子が自分から動くのを

待つのは何年もかかるリスクがあると

思っています。もちろん、何年も待つと

いうことでも間違いではないかも

しれませんが、後押ししてでも

社会に出して人と関わっていくことが

息子にとっては必要なことなんじゃ

ないかと思っています。



動くきっかけを与えて

そこから実際に動くかどうかは

本人に任せて「見守る」ことに

しました。



時々、高卒認定受ける?とか

塾増やす?とかオープンキャンパス行く?

とか聞いて、息子の本心をさぐって

きました。これがまた難しい汗うさぎ



息子のエネルギー、やりたいこと、

やりたい度合いなど本当にいろいろ

微妙で…。同じことを話しても

タイミングが違うと反応も違うし。

あまりしつこいのはダメだし。

ほどよく後押しするのが難しいです。



息子の気持ちがノってる時に、焦らず

うまく行動まで持っていくというのが

私の腕次第って感じですあせる

そんなこと息子も夫もだれも

気づいてないですけどね泣

カウンセラーさんだけは

わかってくれてます。



息子が自立するまで

まだまだかかりそうですが、

見守っていこうと思います。



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