こんにちはニコニコ



息子は進学校で不登校、

通信制高校でも不登校、

現在、高認から大学進学を

目指す自称受験生です。

ギフテッド傾向があります。



息子は小さい頃から完璧主義です。

いちばん最初に感じたのは

小学校1年生で字を習い始めた時です。

宿題で字の練習がありましたが、

1年生なのに宿題に1時間ぐらい

かけていました。1人で泣いて怒って

もう大変でした無気力



なぜそんなに時間がかかっていたかと

いうと、自分が思うような

きれいな字が書けないからです。

どうしてもお手本どおりに

書きたいんです。



私から見れば、お手本と同じくらい

きれいに書けているんですけどね。

本人が納得しないチーン



書いては消し、書いては消し、

何十回もそれを繰り返して

うまく消せないので

紙が破れて泣き喚いていました。

でも、やめないんですよね汗うさぎ



できないからやめる、とはならなくて

泣きながら怒りながら、

ひたすら書いては消しを繰り返して

いました。狂気です真顔



私がきれいに書けているよと

いっても、自分が納得できないので

やめられないんです。



さすがにだんだんと字についての

完璧主義は緩んできて、

3年生ごろには、めでたく(?)

汚い字になりました笑い泣き



でも、本当はきれいに書けることを

先生は知っているので、

もう少し丁寧に書きましょうと

いつもノートに注意されていました滝汗

完璧主義をやめた後の

クオリティがひどい…。

白黒思考なんでしょうね。



完璧にしたいけれど、

できないならもういいやって

感じですぐ諦めたり、

投げやりになることも

あります。



大きくなるにつれて

字は完璧主義ではなくなり、

汚くもなく、ほどよくきれいに

書けるようになりました。

ですが、性格的にはやっぱり

完璧主義だと思います。



あれもこれもやりたいこと、

やらなきゃいけないことが

たくさんあって、それに対する

自分の理想が高かったんだと

思います。当然完璧になんて

できないのに。



最初の高校ではやりたいこと、

やるべきことが多すぎるうえに、

すべて自分の理想が高かったんだと

思います。

それがストレスになり、

不登校にも繋がったのだろうと

思います。



不登校になってから

この完璧主義をもっと緩めないと

ダメだと思っていたのですが、

これはもともとの性格だし

変えるのは難しいなと気づきました。



完璧主義でいいところもあります。

何事もすごくクオリティが高くなることは

長所です。

だから、完璧主義は変えずに

うまく付き合っていく方向に

持っていってほしいなと思います。



これまでは自分の求める理想が

とても高くて、それを達成できない

自分を自己否定していたと思います。



不登校になってからも

遅刻するぐらいなら一日休むとか、

学校に行ったら途中で早退しないとか、

保健室登校じゃなくて授業に出るとか、

行くなら完璧な自分でいたいと

思っていたようです。



理想とするものが自分の今できる範囲を

大きく超えていて、それができない自分を

認められなかったんだと思います。



今は自分のできることを

現実的に考えられるように

なってきたと思います。



まず、筋トレで自分のできること、

できないこと、限界がわかるように

なってきました。

筋トレしすぎで動けなくなることも

ありましたが、

トライアンドエラーを繰り返し

自分のことをわかるように

なってきたようです。

筋トレにそんな効果があったとは笑



そして、塾も初めから無理せず

まずは週一回行こうと決めました。

休まず全部完璧に行こうと

いうことはなく、休んでもいいから

継続して行けるようにしようと

いう気持ちで行っていると思います。



完璧主義をやめたわけではないと

思いますし、自分の理想を

低くしたわけでもないと思います。



大きな目標を達成するまでの過程を

スモールステップにして、

今できることをやっていこうと

いう感じに見えます。

今の自分にできることはこれぐらいで、

自信がついたら次のステップに

進もうという感じなんだと思います。



適当に、というのは苦手なので

一つずつ順を追って進めたいと

いうのはやっぱり完璧主義なのかなと

思います。



何を考えているのかよくわかりませんが、

たぶん自分の中では、勉強についても

何かプランを立てているんだろうと

思います。

(本当に何も考えていない可能性も

ありますけど笑い泣き)



完璧主義でもかまわないし、

理想が高くてもいいと思います。

でも、今すぐに自分の思う理想に

届かないことで自己否定しない

ことが大事だと思います。



理想はそのままに、

現実的に今自分ができることを

考えて、スモールステップを

完璧にこなしていくというスタイルに

変えていけばいいんじゃないかなと

思います。



たぶん、息子は今、それを

自分の中で練習している最中

だと思います。



別に完璧主義をやめようとか

そういうつもりは全然ないと

思いますが、不登校になって

今自分ができること、できないこと、

限界はどこなのかを

学んでいると思います。

今は自然とその訓練を

しているような気がしますニコニコ



大きな目標、理想を設定し、

自分でスモールステップで

物事を進めていき、最後は

完璧に仕上げるというのは

素晴らしいことだと思います。



もちろん、完璧じゃなくても

いいと思いますけどね。

完璧に近づけようとするだけでも

高い成果を得られると思います。

今は、完璧主義は長所として

残してほしい特性だと思っています。



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