イギリス・ロンドン 心理カウンセリング・アートセラピー

イギリス・ロンドン 心理カウンセリング・アートセラピー

辛いココロを癒す 日本語での心理カウンセリングや
英国のアートセラピーを、ハイゲート・マズウェルヒル、フィンチリーセントラルで提供

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ご無沙汰しておりました。ゼントナーみちよです。 

 

おかげさまで、北ロンドンのハイゲート・マズウェルヒル地区(ポストコード N10)にて、新しいアートセラピーのコンサルティングルームが加わりました!

 

 

閑静なクィーンズ・ウッドという公園内に設置された、木造のセラピールームです。実際に画材や箱庭がテーブルにセットアップされたセラピールームは、上の写真のような感じです。
 

クィーンズ・ウッドは、有名なハイゲート・ウッズという公園の、バス通りのマズウェルヒル・ロードを挟んで反対側にあります。地元の方々は、賑やかなハイゲート・ウッズに比べてクィーンズ・ウッドを「暗い側の森」と呼んでいるそうですが、セラピールーム自体は窓が多く自然光がたくさん入ってきて、よく茂った森の緑を背景に癒される空間です。

 

クィーンズ・ウッドの公園の入り口を入ると、すぐ左手にカフェがあって、セラピールームはカフェの裏手を少し登った建物(キャビン)です。キャビンの周りはエコ家庭菜園になっていて、ここで採れた野菜を使った軽食がカフェでいただけます。この前頂いたキッシュは美味しかったのでおすすめです。

 

The Eco Cabin 
(Queen's Wood Cafe裏) N10 3JP

最寄駅:地下鉄ノーザン線ハイゲート駅より徒歩5分

現在、月曜日10時~2時からのセッションを受付中です。


引き続き、フィンチリーセントラルにて、金曜日12時~2時セッションを受付中です。

Finchley Therapy Practice
294-296 Nether Street, N3 1RJ

最寄駅:地下鉄ノーザン線フィンチリーセントラル駅より徒歩1分


各コンサルティングルームでのアートセラピーのご予約お待ちしております。

 

JPArtTherapy.uk | ゼントナーみちよ
英国アートセラピー協会公認アートセラピスト
http://www.jparttherapy.uk/index_jp.html

 


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辛い気持ちに向き合う、というのは本当に苦しいですよね。 そんな時、アートセラピーや心理療法でおなじみの「メタファー」を取り入れた場合、問題解決に近づくかもしれません。

なぜかというと、セラピーでのメタファーやシンボルは、実体験をありのまま話す事なく、浮かんできたイメージの中で比喩的に問題に向き合えるツールで、無意識(潜在意識)と意識の橋渡し役となる力をもっているからです。

また、メタファーの匿名性を活かすことによって、恥ずかしかったり回避したくなるような辛い事でも、探る勇気が沸いてきたり、大胆な表現ができたりします。

そして、思いつくまま辛い問題を表現しようとすると、いろんなイメージが支離滅裂に出てくるかもしれません。

…大丈夫!実はイメージが混沌としている方が、「自分」と向き合ういいチャンスなのです!

無意識の中のイメージは、過去と認識済の記憶や、危険を感じて回避した未解決(でも現在進行形のまま)の記憶などで混沌な状態が自然なのです。

セラピー中に、このようなイメージは、絵などで表現する前の対話で浮かんできたり、おもむろに絵や箱庭でイメージを作りながら、出てくるかもしれません。図でイメージが沸かなくても、詩を書いたり、歌にしてみても。決まったやり方はなく、あなた流で。

たとえば、セラピーの中で、「水」というのが、思い向くまま出てきたイメージだったとします。ここから「水」をメタファーとして、さらに具体的に一緒に連想したり、探ってみます。

この水は、どんな水?味はある?色は?においは?温度は?
この水をどうなる?流れる?どこから来て、どこに行きたい?


・・・などと、水自体の様子を探ったり、

さらに「土」のイメージも出てきたら、

水が土に触れたら、落ち着く、怖い?ワクワクする?
どんな感覚?潤すのか、汚す?

それとも土は泥状で水から解放されたい?日照りが続いてカラカラ?

・・・などと、水と土の関わりを探ったりできます。

イギリスのアートセラピーでは、イメージを、ユング派の「元型」等と関連して意味を深めていく手法もありますが、私は必要と感じた時は取り入れる時もあったり、あまり重要視しない時もあります。

メタファーで探るイメージは、今辛いと思っている状況に直結していないかもしれないけれど、無意識に近い所で探るので、きっと自分らしさに近づける体験ができるのでは?

そして、セラピーでメタファーを探った体験から、実生活の辛い時に行き詰ってしまった時に、選択肢があるのでは、と視野が広がるかも。

自分らしさに気づき、受け止め、どのように変えてみたいのか、と想像しながら、アートで形にする作業を重ねる事で、あなたの中で閉じ込められていた辛さが和らいでいく体験をしてみませんか?

ロンドンの、フィンチリーセントラルのコンサルティングルームで、お待ちしております。

 

JPArtTherapy.uk | ゼントナーみちよ
英国アートセラピー協会公認アートセラピスト
http://www.jparttherapy.uk/index_jp.html

 

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前回、愛着理論とアートのカンファレンスの記事の中で、ジョン・ボルビィの愛着理論(Attachment Theory)は、イギリスのアート心理療法で多く取り入れられている事を書きました。このジョン・ボルビィの愛着理論は、イギリスの心理療法にも多く取り入れられているのですが、実際メンタルヘルスにどのように役立つのかを説明したいと思います。

 

愛着理論は、1950年代ジョン・ボルビーによって、ダーウィンのような動物の行動を観察した動物行動学をヒントに、母と幼児の心の関連性を観察し、どのように親子の絆が情緒の発達するかを考えました。行動学と、基の心理療法とは分野が異なるため、当時の心理療法士からは異端児扱いされていたみたいですが、現在のイギリスの心理療法士や心理カウンセリングを提供する慈善団体やソーシャルワークのトレーニング等で多く取り入れられている理論であると思います。

 

自分の身に危険を案じて不安を感じた時や、辛い時、あなたはどのように安心感や安全を得ようとしますか?この安心感を得るために、どのような行動に出るのでしょう?

 

大人になっても、子供時代に得た行動が基になって、現在の行動に反映される場合も多いと考えて、不安な状況に対応する行動にまず気づいてあげる事が大事ととらえます。

 

そして、どのようにこの行動や対応の仕方に工夫をしたら、より健康的に安心感を求める行動を体験できるか、というのを探ってみたりします。

 

ある人は、親しい感情を伝える事や、助けが必要な時にお互い頼りあったりする事ができて、自己や対人関係にたいして、ポジティブなイメージをもっているので、一人になった時や、他人に受け入れてもらえない状況でもあまり気にしない行動パターン(安心型/secure)がみられるようです。

 

また、ある人は、親密な対人関係を求めている反面、親しい関係の中で価値観や親密度のズレに不快・不安になり、相手からの反応や受容などを多く求める行動パターン(不安型/anxious–preoccupied)がみられる事があります。自己や対人関係にたいして、安心型の人よりもややネガティブなイメージをもち、自己イメージの方が対人関係のイメージより低いです。相手からの反応が足りないと、自己イメージに悪影響し、高ぶった感情を表したり衝動的な行動がみられるようです。

 

また、ひとりでも平気で、自立精神が強く、大変な時でも自分でなんでもこなす事が大事と感じる人は、他人が助けを求めた時に自分に頼られる事があっても、他人に頼る事は自立を妨げると感じる事から愛着を回避する行動パターン(退去-回避/dismissive–avoidant)がみられることがあります。基の愛着対象(母)から安らぎを受け入られなかった体験から、対人関係の必要性に否定的だったり、愛着をはぐくむような感情を表すのを抑えたりするようです。自己イメージは高い反面、対人関係のイメージは低いです。

 

性的虐待など、対人関係にかかわるトラウマを経験された方に多く、親密な対人関係は不快なのに、親密になりたい反面、親しくなりすぎると相手に傷つけられるという不安から、信用できないまま、相手に頼ってしまう行動パターン(恐れ-回避/fearful–avoidant)。退去-回避の人のように感情表現を抑えて、自己と対人関係にの両方に対してネガティブなイメージ強く、愛着をはぐくむ行動を疑ってしまうようです。

 

この愛着理論をセラピーに取り入れた時にどうなるかを端的にまとめると、

  • 自己イメージや対人関係のイメージが低くなっている部分や不安な状況に対応する行動に気づく
  • そして、セラピストとの対話ややりとりを通じて、辛い、不安な状況に対して一緒に向き合い、いたわる体験をする
  • この経験を重ねていくうちに、すこしずつ自己イメージや対人関係のイメージがポジティブな方向へ向かっていく
  • 不安になった時、安心型のパターンに近い対応方法(earned secure)を身に着ける事で、生活の中でのメンタルヘルスの改善になっていく

どうでしょうか?

 

感情を言葉に表すのが苦手で難しいけれど、今の辛い状況からの解放感、安心感を体験してみたい方は、アートなど、言葉以外の「イメージ」で表現しながら、一緒に辛い気持ちをいたわってみませんか?

 

ロンドンの、フィンチリーセントラルのコンサルティングルームで、お待ちしております。

 

JPArtTherapy.uk | ゼントナーみちよ
英国アートセラピー協会公認アートセラピスト
http://www.jparttherapy.uk/index_jp.html

 


コンサルティングルームのご近所、アベニューハウスの庭園で冬の朝日を浴びる

 

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