缶詰などの常温食品といえば、使い勝手がよいものだが、最近はその「常温」が気になる。なぜかといえば、熱中症が常態化する夏の高い気温である。
「常温」を辞書で引くと「生活する空間で、一般に周辺に見られる物質が熱による影響をほとんど受けないで変化しない又はきわめて穏やかに変化する温度」とあり、「日本薬局方」では「15~25℃」と定められ、室温(1~30℃)や標準温度(20℃)と区別される。
果たして、食品メーカーなどは何℃くらいを想定しているのだろうか。またわれわれは何℃くらいを想定しているのだろうか。常備場所にもよるが、30℃を越えないとはいいきれない時代である。
チョコなどは誰もが夏場は冷蔵庫保管するであろうが、たとえば菓子などはどうか。最近、しばらく放置していた柿ピーを食べたらば、なんか油が酸化したような味がした。油分を含むものは、温度によって多少なりとも溶けるか、酸化が進むはずである。

夏場は常温食品の保管場所には気を付けねばならないし、メーカーも認識を改め「常温」の目安を表示するか、もしくは夏場は冷蔵での保管を薦めるか、そんなパッケージ表示が必要かもしれない。