第16回ジェイサロン

「光陰矢の如し」を実感する人が多いのではないでしょうか。人為と自然とを問わず、“変化“のなかであらゆる事象(風雲)が急を告げているといった感じです。ときが経つほどに「2015年」という“年”は意味深いものに思えてきます。
時代変化の大きな分水嶺となっているに違いありません。5年後に迫る「2020年」もここに来て、諸手を挙げて楽には迎えられそうにないことが分かってきました。「新たな価値観」といっても、当然ながら生みの苦しみがともなうものなのです。
その苦しみを避けて通ることはできず、ならばいかに自分らしくそこ(現実)に向き合い、乗り越えてゆく以外に未来は開けません。分水嶺といえば、世界最高峰のヒマラヤの登頂に魅せられて、飽くなき挑戦をつづけてきたのも先達の人類です。
「改革が可能だとすれば、それは内面から起こらなければならない。社会の全体はいかなる過程においても、善きにつけ、悪しきにつけ、一人一人の心が決めるものだ」と米国・ハーバード大学の教授はいいます。改革の本丸は一人の心ではありますが、それぞれがつながることで大きな力を生み出すのです。
それは、まさしくあの哲学者のベルクソンが「創造的進化」と呼んだごとく、われわれの想像を超えた創造を生み出す可能性です。そうした特性を持ち、その担い手して活躍するのが女性であり、“女性なるもの”であるというのがジェイサロンの根底の思想です。
 まずはパッケージング・フィールドで、より実質的な女性の活躍の場やネットワークを幾重にも広げ、女性なるものの発想や知恵を生かすことで主体的なモノづくりの源泉をつくっていきたいと思っています。
 第16回目の「ジェイサロン」は、女性なるものの男性といえる加藤芳夫氏(サントリー食品インターナショナル)に講師をお願いします。加藤氏のデザイン・シンキングはもとより、人生そのものが(その性格上から)生みの苦しみの連続のなかで新たな世界を創造してきたといえます。
 今もまた新たな苦しみを抱えながら、次の創造へと確実に歩みを運ぶ加藤氏の「カトウヨシオのデザインの世界」として学んでいくとともに、ともに問題を共有し、脳内を白熱させながら自由で闊達な座談の場をつくっていきたいと思っています。
 
【開催概要】
[日時]2015年9月18日(金)13:30~17:00(開場13:10)
[場所]竹本容器本社 B1F(東京都台東区松が谷2-21-5)
[会費]15,000円(税込)
[内容]第1部〈講演〉13:30~14:45
    「経験を生かす、カトウヨシオのデザインの世界」
    講師:加藤芳夫氏(サントリー食品インターナショナル・ランド戦略部・シニアスペシャリスト)
    第2部〈座談会〉15:00~17:00(自己紹介、意見交換など)
[主催]ジェイパックワールド株式会社
[協力]竹本容器株式会社
[問合せ・申込み先]ジェイパックワールド・セミナー事務局
    TEL:03-3630-1759/Mail:info@jpackworld.com
 
【略歴】
1953年、名古屋市生まれ、1979年愛知県立芸術大学デザイン専攻卒業。サントリーのデザイン部長を経て、サントリー食品インターナショナル・ブランド戦略部・シニアスペシャリスト、クリエイティブディレクター。愛知県立芸術大学、東京藝術大学、多摩美術大学、非常勤講師。
2012年国際パッケージデザインコンペ・ペントアワード名誉賞・殿堂入り。日本パッケージデザイン大賞 大賞・金賞・銀賞・特別賞など受賞。2001年「なっちゃんの秘密」(六耀社刊)、2013年「デザインのココロ」(六燿社刊)。