今宵の松陰の名言。

「だから戦うんですか?」との文さんの問いもすばらしいが、
その妹の問いに真摯に答える松陰の姿も言葉がいい。

 「戦いとはただ戦のことを言うのではない、
  屈しない心を持つ事を言うのじゃ!
  お前も戦うたではないか、
  キクに文字を教え送り出した。
  戦いを教えたんじゃ、あの子が生きる為に」と。

「花燃ゆ」を観ていない人には分からないところもあろうが、
一人の少女が最愛の母を失い生きていく上で、
読み書きを教えることがどれほどの力となるのか。
しかも幕末であれば、生活の糧となるとは到底思いえないが、
読み書きを知るということが、一人の少女の心の糧となるに違いない。
つまり、逆境と戦う心を教えたというこであろう。
これほどの良き例えはない。

読み書き一つの武器ではあるが、
今ほどわれわれは何かで、この「戦う心」を持つが大事ではなかろうか。
つまり「屈しない心を」である。