本祭りの朝ははやい5時にはスタートするところもあり、
冨岡八幡付近の永代通りに五十数基が順番通り整列する。
そして、花火の合図とともに順番にスタートする。

神輿一つひとつもしかりだが、すべてが五十数基の団体行動であり、
その点では、くじで番付で一番を引いたところは責任重大であろう。
ひとつの範となるもので、トップが遅れれば全てが遅れる。

もう一つは先行する準備が重要で、補水所や休憩所、昼食所、
または仮設トイレの設置など、どれも欠かすことのできないものばかり。
これを無事故で準備・運営するのは非常に大変で、むずかしい。
警察官も神輿1基に一人ずつ担当がいるほどである。

そういえば、今回も少々予定より遅れ気味で途中、
「急いでほしい」との声がかかったとき、わが旦那衆の一人が
それ以後、掛け声の「わっしょい、おっしょい」が、
「おっそい、おっそい」と聞こえると言っていた。

また沿道からお孫さんが「ばんばれ~じいじ」と声を掛けられると、
「わっしょい、おっしょい」のあとの笛音「ピッピー、ピッピー」が
「ジイジ、ジイジ」と聞こえてくるから不思議である。

とはいえ、江戸からつづいているのであろうか。
老若男女だけではなく、親子、知人、町会、行政、神社などなど、
全てが一つになって準備・運営が進められてはじめての祭りで、
あとの祭りのこうした一体感で何事も進められば理想である。