5月に視察したドイツの包装展「interpack」で
初めて知った会社を訪ねた。
これで3度目となるが、不思議な縁が感じられる。
そこで発行する社内誌の最新版をいただき、
その表紙にメルケル首相が登場していたので話題となった。

ある展示会に視察訪問された折のいちシーンのようだが、
優勝したサッカーワールドカップもしかり、
あちこちに足を運ばれているのだろう。

そのときの話題で、女性らしいというのか、
メルケルさんの一つの特徴的な振る舞いを教えていただいた。
それは、外交での交渉の際、あまり成果を明言しないというこである。
これまでは「〇〇の成果を上げてきます」と明言するリーダーが多く、
できなければ不評を買うわけである。

メルケルさんは「まぁ~何とかがんばってみますよ」みたいな表明で、
あちらを立て、こちらを立てみたいにしながら、
結果的によい成果を持ち帰ってくる。そんなところが人気のようである。

何だか、日本のお家芸ともいえないくもないが、
日本のリーダーでそれができる人は一見していない。
一概に「女性ならでは」とはいえないかもしれないが、
色々な局面で、日本はお家芸をドイツに持っていかれつつある。

見習うところは見習う。そして日本らしくお家芸を磨かねばなるまい。
まずは日本版メルケルさんの登場を期待したい。