作家の吉村昭さんが、城山三郎さんとの対談で、
「大東亜戦争が始まるときの、あの息づまるような緊迫感、
 『ここまで来たからにはやっえしまえ!』と庶民が言っていた」と、
言っています。これが、けして特別のこととは感じられない。
ともすれば、自らの心を占めてしまいそうになることもある。
ある種のヤケと言いましょうか、後先を考えさせない圧迫感です。
それが小さいものならまだいい。それが少数ならまだいい。

いかなる理由にせよ。
近年よく使われている「閉塞感」というものは類似でしょう。
人は感情の生物ですが、また感情を制する理性も持ち合わせています。
ゆえに理性を働かせよ。
そして、どんな状況下にあっても自らを律せられる人であれ。
天変地妖も、またこの猛暑も、自らを律して賢く乗りきることを学べ、
そんな天の声にも聞こえます。