「人民中国」創刊60周年と工学院孔子学院創立5周年の記念
中国古典楽器コンサートに参加した。
歴史的な友好の節目に両政府間の溝は深く、
しかし民間交流の足を止めることはできない。
特に音楽は国境を超え、人種を超え、偏見を超えて直接互いの心を揺さぶる。
言葉はいらない。共鳴は協奏となって、新しい音楽を生む。

二胡を演奏くださった甘建民さんは、
「二胡で奏でる情緒を、日本人の方はよく理解している」と。
「ふるさと」や「赤とんぼ」「七つの子」「みかんの花咲く丘」を独奏くださった。
二胡を引く建民さんは、実に気持ちよさそうだった。

どれも、日本人があまり歌わなくなった曲で、すばらしい歌詞と曲である。
それを、あらためて建民さんの二胡と心で感じることができた。
こんな時代だからこそ、こんなきれいな旋律の曲を歌わなければならない。
どんどん歌っていかなければならない。
にぎやかに楽しく、そしてしみじみと、
日本に残る色んないい曲を自らの口と心で歌っていくべきである。