本日、「ハイデル・フォーラム21」に行ってきました。
今日はレディースフォーラムということで、女性が20人ほどいました。
講師は、元ユニクロの田中雅子さんです。
私は知りませんが、TVでの活躍や著作もあるようです。

男性主体の体育会系のユニクロに、
女性の視点、女性用、売場、接待、環境などを創り上げた苦労談です。
ほとんどが納得のいく、また共感できる内容でした。
ただ、わずかに残る違和感もありました。

終了後の質疑で、「なぜユニクロを辞めたのですか」との質問に。
田中さんは「理由は2つです」
1つはヘットハンティングがあったこと
もう1つは、父親の介護(静岡から東京に通うことの難しさ)でした。
ヘットハンティングについては、代表の柳井氏に報告したところ、
「田中さんのキャリアがさらに伸ばせるならいい」と賛成してくれたとのこと。
田中さんに取っては転職ですが、ユニクロ入社でも「あっという間に決まった」と。
柳井さんの面談で聞かれたのは2つ。
「田中さんの強みは? 弱みは?」だけ。そして「いつから来れるの?」をいれれば3つです。
その入社と退社の2つで、何となく柳井さんの考えが分かるような気もします。
ただ、田中さんはユニクロの「自由な雰囲気」といった表現をしていましたが、
私は、引き留めて欲しいとの思いはあったと思います。

今は起業しているようですが、話のすべてがユニクロであり、柳井さんのことであり、
私の心に残るわずかな違和感は「田中さんは、一体何をしたいのだろうか」ということです。
田中さんの話を聞く限り、ユニクロは早晩行き詰るように思います。
それでもユニクロモデルを理想として生き続けるのでしょうか。
誰もが岐路に立たされているように、田中さんも大事な岐路に立っているのでしょう。
その1つの契機がお父さんの介護のように思えてなりません。