クロカン: Beg Bear空港へ(標高2000m) | ノーザンホークの飛行訓練日記

ノーザンホークの飛行訓練日記

北海道とLA (Chino) で操縦士ライセンス取得を目指すホークの訓練日記です

7時起床~ 今日も晴天!素晴らしい




本日のルート:


Chino => Barstow => Big Bear => Chino


合計飛行距離は155NM(=約280km)



ノーザンホークの飛行訓練日記-map_barstow






バーストーへ向けてチノをAM10時にテイクオフ!!


バーストーは昨日行ったアップルバレーから50km北西に位置する。空港周辺は特に何もない・・・チノから1時間15分ほどで行けるので、トレーニングとしてはちょうどいい距離にある。バーストーには軍のヘリの基地があるようだ。第二次世界大戦の頃からの建物か??と思わせるほど古~~~いハンガーが立ち並ぶ・・・歴史を感じる空港 一旦駐機はしたが、特に何もないので、ぐるっと1周散歩しただけ。



ノーザンホークの飛行訓練日記-barstow2

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続いてビッグベアへ


ビッグベアはバーストーから65km南にある山の上にあり、空港の標高は6800フィート(=約2000m)もある。空港の隣には、美しいBig Bear Lake湖があり、そのほとりには家(というか別荘かな)が立ち並んでいて湖と直結する形でプライベートのボート乗り場があらこちにある。ビッグベア空港への着陸進入の際に見えた湖・豊かな緑・澄んだ空気が良い感じにマッチされてとても気持ちいい着陸となった。空港の外に出て歩いてみたが、さながら日本で言う軽井沢?のような雰囲気♪ ここはかなりお気に入りになりそう。11月に高校時代の柔道部の友人が遊びにくるので、ここに連れてきてあげよう。



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高地にある空港からの離陸は通常よりも違う点がある。標高6800フィートということは、空気が薄い(空気密度が小さい)!!チノと同じ感覚で離陸してしまうと、燃料と空気の混合比は相対的に燃料のほうが多く(濃く)なってしまい、エンジンが不調になってしまう可能性大。ミクスチャー・コントロールを適正レベルにセットする必要がある。


M教官から教わったのは、離陸前のランナップ(最終エンジンチェック)の時に、回転数を2000回転まで上げて、ミクスチャー・コントロール・ノブを少しずつ引いて(燃料比を薄くしていく)、回転数が下がり始めるポイントを探る。下がり始めたポイントから少しノブを戻したところが適正レベルだ


離陸上昇も高地だと、エンジン・パフォーマンスが落ちる。つまり、ゆっくり上昇していく感じ。セスナに4人乗っているときは、フラップを10度下げて揚力をかせぎつつ、離陸するケースもあるようだ。その空港の標高にもよるのだけれど。




ビッグベア空港を問題なく離陸して山を越えてコロナで給油後、無事にチノに到着~!




本日の飛行時間は2時間36分




ビッグベアはもう一度行くべし!