もし滑走路が短めで、その先に障害物があったら? | ノーザンホークの飛行訓練日記

ノーザンホークの飛行訓練日記

北海道とLA (Chino) で操縦士ライセンス取得を目指すホークの訓練日記です

8時起床~

さぁ、いよいよ実技の仕上げの段階だ!!

最後の課題であるShort Field Takeoff/ Landingを練習する予定


10時半にチノをテイクオフ~~

今日はチノでトラフィックパターンを回りながら以下の課題に取り組んだ

No Flap Landing(フラップが故障した際の緊急事態を想定しての着陸訓練)
Soft Field Takeoff/ Landing(草地や土の滑走路を想定しての離着陸訓練。ポイントは前輪を上げてウィリー走行をしながら離着陸の練習)
そして、新たな課題であるShort Field Takeoff/ Landing

Short Field Takeoff
Short Field(ショートフィールド)というくらいだから、想定は滑走路が短いケース あるいは、滑走路の先に障害物があるケース



ノーザンホークの飛行訓練日記-short1


なるべく早めに滑走路から浮上して、角度を付けて高度を稼ぐ必要がある。この離陸操作のポイントは、滑走路の一番端へ行き、ブレーキを踏んだままパワーを入れて離陸滑走をスタートさせること(車で言うと、オートマ シフトをNに入れたままアクセルふかして3000回転?くらいになったらDに入れてスタート)続いて、機体が浮いたら高めの角度で最大限高度を稼ぐ

Short Field Takeoff は特に違和感なしにすぐに出来た!それほど難しくない。ノーマルと違うのは、離陸滑走スタートポイント、パワーセッティング、上昇角度


問題はShort Field Landing・・・

滑走路手前に障害物があって、かつ滑走路が短いという想定



ノーザンホークの飛行訓練日記-short2


基本的には、障害物手前まではノーマルの着陸操作でOKだが、フラップを最大値の40度まで下げてスピードを(ぎりぎり)遅くして進入する必要あり。そして、接地寸前までパワーを少し入れておく(ノーマルは滑走路エンドでアイドル)接地したら、直ぐにフラップを上げてタイヤがロックしない程度にブレーキを強めに。操縦桿は目いっぱい引く・・・・(後輪に重心を持っていくため)

といったように注意すべき事項が離陸に比べて多いのだ。。。これは1回じゃ無理だな。流れるように操作しないとうまくいかないようだ。M教官も言っていたが多くの訓練生が手こずるらしい。フラップを40度まで下げて着陸するのは初めてだし、この効果によって着陸の際に操縦桿をじわーっと引いていく(機首を上げていく)感覚も全然違う。。。


チノでのタッチアンドゴーの後半は、ひたすらShort Field Takeoff/ Landingの練習でした。。。着陸は操作が後手後手に回って慌てるケースが多々あり。。。これを乗り越えないと試験に臨めんなぁ。

ま、まだ日にちはあるので何とかなる!!!はず


本日のフライト訓練は約1時間半