投資詐欺のニュースが絶えない現代において、「楽に儲かる話」を完全に遮断し、自らの知識と判断で地道に資産を築く姿勢こそが鉄壁の防御策となります。


警察庁の発表によれば、直近2025年11月末のデータでSNS型投資・ロマンス詐欺認知件数は13,209件、被害額1,550.6億円にものぼります(前年同期の認知件数9,335件、被害額1,144.5億円)。

警察庁 特殊詐欺対策ページ「注意喚起・お知らせ」(2025年12月25日付)

 

これだけ報道されても、同様の手口で騙されるケースは減るどころか増えているのが実情です。

残念ながら、犯人が捕まっても被害額が戻ることはありません。

 

まず前提条件として、この世の中に手っ取り早く儲かる仕組みなど存在しないと断言します。 

そんな魔法があるなら詐欺師がリスクを冒してまで他人に教えるはずがありません。 ターゲットにされないよう、私たちは細心の注意を払う必要があります。


詐欺の手口には共通のテンプレートがあります。

  • 「確実に儲かる」という甘い言葉
  • 「高利回りなのに元本保証」というあり得ない約束
  • 「ここだけの話、あなただけ」という限定感の演出
  • 「有名人が勧めている」という偽の信頼性


これらは多少の投資知識さえあれば簡単に見抜けます。

しかし退職金などの預貯金はあるものの、投資経験が少なく「何から手をつければいいか分からない」という層が、これらの単純な罠にはまっています。

最近ではAIで画像加工された有名人のニセ動画まで登場し、詐欺の手口はますます悪質です。


背景には日本の金融教育の遅れがあります。

盛んに不安を煽る「老後資金2,000万円問題」の報道や、国が「貯蓄から投資へ」と旗を振って新NISAなどの制度を推奨する中、十分な教育を受けていない「情報弱者」が困惑し、詐欺集団の格好の餌食となっているのです。


大切なお金のことなのに、誰かに頼り判断を委ねようとする時点ですでに資産運用は失敗しているとも言えます。

自らの資産を守るには、少なくとも以下の行動を徹底しましょう。

  • 自ら学び、知識と経験を地道に積み重ねる
  • 安易な儲け話は相手が知人であっても即座に遮断する
  • SNSなどで「お金持ち発信」をしない(自らターゲットになりにいかない)


資産運用には光の部分だけでなく、厳しい影の部分もあります。

いや、むしろ濃い。

手を抜けば、あっという間に地獄の底です。 

実体のない儲け話には耳を貸さず、自分の力で1円のプラスをコツコツと積み上げる努力こそが、資産形成の唯一の道となります。

毎日のトレーニングで筋力だけじゃなく、頭脳もごりっごりに鍛え抜いて「情報マッチョ」になりましょう。


お粗末さまでした。

 

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