あなたの性格はどちらでしょうか?
外向的か内向的かという性格の違いは果たして人生の充実度にどこまで影響するのか。
私は内向的な性格です。
学生時代まではまだ社交性も高かったはずですが、社会で揉まれるうちに徐々に内向きになってきたと自覚しています。営業職だったにもかかわらず…
ですがFIRE達成した今、この性格であるがゆえに後半の人生をより快適に過ごせると確信しています。
現代社会には社交的で友人が多い方が人生を謳歌している印象を与える「リア充信仰」の風潮が根強くあります。
映画やドラマ、漫画の主人公や最近ならSNSの発信者がこれを助長していると思われます。
一方の内向的なひとを、やれ根暗だ陰キャだコミュ障だと揶揄したり、本人も自虐のネタにしたりします。
実は日本では「4:6」の割合で内向的な人の方が多いと言われています。
日本特有の集団調和や控えめな文化が影響しているそう。
また多分に親の性格や幼年期の育った環境によるところが大きいため、本人がどうこうできるものでもないとも考えられます。
外向か内向かは良し悪しではありません。ただの個性です。
外向的な人は他人に囲まれていることでエネルギーを充電して健康的な精神状態を保てる資質を持っています。
一方で内向的な人は誰かと一緒にいる時間が楽しくないわけでも、他人が嫌いなわけでもありません。
ただ人と過ごすことでエネルギーを消費し結果として疲れてしまう傾向にあるだけです。
これは単なる気質の差であり優劣ではありません。
つまり幸せな人生を送れるかどうかと性格は無関係です。
人生を豊かにするために必要な要素は、未知のものに触れ新しいことに挑戦する好奇心です。
その挑戦のプロセスに必ずしも大勢の仲間が必要なわけではありません。
一人で思索にふけり趣味や学びに没頭することでも魂は十分に満たされます。
大切なのは友人の数ではなく関係性です。
特に定年が近づき現役時代の肩書きや組織のネットワークが剥がれ落ちれば、誰しも人の輪は狭まり社会とのつながりは希薄になっていきます。
その時、外向的な価値観に縛られている人ほど孤独に苦しみますが、内向的な楽しみを知っている人はその静かな時間を有意義に過ごすことができます。
自分の性格に適した環境に身を置くことが幸せにも直結するでしょう。
内向的な性格なら無理をして刺激の多い都会や人間関係のしがらみに絶え続けるべきではありません。
人混みよりも自然に囲まれ、静かに流れる時間の中でゆったり過ごす方が豊かな暮らしを送れるはず。
健康と寿命についても興味深い話があります。
遺伝的な要因よりも日頃の生活習慣や置かれた環境が「3:7」の割合で寿命に影響すると言われています。
つまり自分にとってストレスが少なく心からリラックスできる環境を選択することは、精神的な安定だけでなく物理的な健康寿命を延ばすことになるわけです。
社会が押し付ける「リア充最高!」という風潮はすべてのひとに当てはまるものではない。
誰かと比べる必要はありません。
他人の物差しを捨て自分がもっとも居心地がいいと感じる環境に身を置くこと。
その決断こそが心穏やかな生き方ができる条件になります。
お粗末さまでした。
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