雪下ろしを終えたが・・・ | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

屋根の雪落としが終え

 

ふと周辺を眺めてみると・・・辺りが見渡せない。

 

雪の壁が出来上がり、まるで要塞城壁のようでもある。

 

立って歩いて見ても周りの景色は見渡せず、

 

当然軽トラックの運転席からも左右確認が出来ずに、

 

道路に出る前は、一時停止を長く取って、

 

少しボンネットの顔を出して車が来ていないことを確認してからでなくては

 

発進すらも出来ない。

 

 

こういう時に、乗用車のボンネットでは不便さを感じるだろう。

 

だからアルファードとかハイエースバンなどが雪国では売れるのだろう。

 

運転席から左右から車が来ていないことを確認した頃には

 

最早、自動車は車線を一車線分ぶんどっているのだがら、

 

半ば賭けのような出だしでもある。

 

 

そんな中で、お客さんが我が家へ訪れた。

 

 

随分とこちらは積雪が少ないですね~・・・・って

 

( ゚Д゚)ハァ?

 

ε=(・д・`*)ハァ…

 

ちなみにそちら様はかなりの雪ですか?

 

 

ってお聞きしたら、家が埋もれていて、積雪が3mはありますよ。

 

それを除雪して辺りに散らかしているので、5m以上の壁が出来ていて

 

家の屋根の高さと同じくらいですから、それに比べればこちらはとっても少ないように見えます。

 

 

という返答に唖然としてしまった。

 

ゲッソリ

 

その後、帰ったあとに、気象庁のデーターベースで検索してみると

 

確かに、町中で積雪深さは250cmと書いてあった。

 

250cmの雪を除雪すれば、家の周辺は確かに5mの雪の壁は出来るであろう。

 

 

250cmの積雪深さは考えられるだろうか?

 

マジ卍 白川郷じゃねーんだからさーおいで

 

我が家の積雪深さも150cmはあるが・・・滝汗

 

150cmといえば、顎の高さまで雪があり、おいそれと歩けはしない。ドクロ

 

除雪機で道を作っているから歩けるのであって、

 

普通に畑に足を踏み入れることは出来ないほどに辺りは雪で埋もれており、

 

迷路のようで歩けない。

 

まるで実験室のラットのようだ。笑い泣き

 

・・・がしかし、これで大体の日常の用が済んでしまうから面白い。

 

意を決してかんじきを履いて、アルミスコップを持って

 

雪にダイブして、身体で圧雪し、更に足を大きく持ち上げて、

 

雪を踏みしめ足場を固めて前に踏み出そうとするも

 

10分頑張ってラッセル前進を試みるも2mしか進むことが出来ない。

 

だめだこりゃグラサン

 

まるで八甲田山雪中行軍の事故にでも遭ったような状況だ。

 

こうやって人は暴力的な雪に埋もれてやられたんだろう。

 

 

私も物好きだから、雪の中のラッセルは嫌いじゃない方だけれども・・・

 

今回の頭の位置までの降雪は、災害級と云っても過言ではないほどのように思う。

 

昭和の頃は、電信柱の電線に目線があるほど積雪していた時代もあるから

 

それに比べれば、なんて事はないのだが、50年ぶり位に昔を思い出した。

 

これでは

 

わざわざ雪山にガソリンを使ってまで足を運ばなくても、

 

自宅の畑でラッセル訓練が出来てしまう。

 

www爆笑

 

一本のさくらんぼの木に辿り着くだけでも精一杯であり、

 

辺りは凄まじい光景だ。ポーン

 

 

幹線道路以外の道路は至る所に轍や穴が出来ており、運転は困難を極める。

 

4WDの軽トラックだからこそ、穴が空いている部分を通過した際の

 

ドカンッという路面からの衝撃にも耐えられているが

 

バンパーのある普通車ならば、とっくに破損していることだろう。

 

あと2日

 

あと二日もすれば寒気が去り

 

平常な日常が訪れると期待しているが、

 

今年は雪の重みで屋根が倒壊する家もでてくるんじゃないかと予想し恐れている。

 

 

自宅の屋根の雪下ろしは終えたが、これから

 

ほったて式簡易車庫と農機具倉庫などの屋根の雪下ろしが控えている。

 

あと2軒分の屋根が潰れないか、ヒヤヒヤ・・・ドキドキで今日も賭けの渦中にいる。

 

今日は仕事で忙しいから、月曜日に雪下ろしをやる予定だが

 

それまでに潰れないでいて欲しいと願うばかりだ。

 

現在の積雪深 150cm

 

よくも屋根はその重みに耐えていると思う。

 

現場からお伝えいたしました。

 

さて、そろそろ6時になるから、近所迷惑でもないだろうから

 

朝の除雪に向かおうか!

 

本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。