秋の味覚 | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

秋の味覚を求めて、川の河口にやってきました。

 

午前中まで雨が続き、天気予報では昼頃には晴れるだろうという予報でしたが

 

見事に雲が切れて青空が見えます。

 

 

やはり、アイフォンで撮影した写真の青空と

 

ソニーエクスペリアで撮影した写真の青空では

 

全く違う印象で写ります。

 

アイフォンだと、空の色がもうちょっと青くなるのですが

 

エクスペリアでは水色っぽく写りました。

 

 

これは撮影する条件にもよりますし、また見る側の好みの違いにもよりますが、

 

長らくアイフォンを所持して、それで撮影した画像を見続けてきた私には

 

新鮮なパッションブルーのような色に見えます。

 

きっと露出をどこにしているか?

 

という事が大きく左右されているのでしょう。

 

 

さて、川の本流は未だ雨の勢いが衰えず、濁流の勢いがまだまだ強く、

 

ハゼ釣りには向きませんので

 

なるべく水流の止まっている場所を探していたら、

 

船の係留場所が水溜りになっていたので

 

この船の係留ひもに引っ掛からないようにと、船と船の間を狙って

 

遠くに投げずに、ポチャンと3m先に投げてみました。

 

 

すると、何と5秒後には、ぴくぴくと反応があります。

 

マジですか?

 

投げ直して、もう少し足元の

 

ちょうど草の切れたあたりの水深20cmでも反応がありました。

 

www

 

マジですか?

 

色々と投げてみて、反応があるのは、水深1m~20cmの所で

 

水深が深い所ほど大型が居る様子でした。

 

あんなに狭い範囲の同じ場所に何度も竿を下ろします。

 

 

長靴を持ってきたので、水に10cmほど入り、1.8mのリール竿の糸を下ろすだけで

 

ハゼがかかってきます。

 

これには、ホント驚きました。

 

嬉しい誤算でした。

 

シロギスは投げなければ釣れませんが、ハゼは足元でも釣れるんですね。

 

こんな感じで、釣果を増やしていきます。

 

メスのハゼの腹は、卵を持っていて膨らんでいます。

 

遡上する鮭と同じで、ハゼも秋になると産卵の為に河口域に集まってくるのでしょうね。

 

 

結局2時間ほどで、50匹ほどは釣れましたので、もうこれで充分です。

 

 

まだ日の高いうちに、軽トラックに乗り込んで国道に出ましたが、

 

いつもの農作業の続きのように長靴のまま軽トラックを運転していることに気が付き、

 

コンビニで買い物した後に、上はカジュアルな装いで下が長靴ではと、

 

少しばかり恥ずかしく感じてしまい、

 

元のシューズに履き替えてもう一度運転を再開しました。

 

www

 

 

そんな感じで、自宅に帰って、汗臭い中、生臭くなるのも・・・ついでだからと

 

アジ用の短い三角包丁でハゼの首を落として背中を開いて、

 

中骨をとり、生臭さは、塩でもみ洗いをしました。

 

その後、ごま油を1㎝敷いて、てんぷら粉と卵一つと水少々で溶いたものに

 

ハゼを絡ませて、揚げます。

 

本日食べきれない分は、冷凍庫に入れておいて、数日後に解凍して使います。

 

今回は、冷蔵庫に残っていたピーマンを二つに割って

 

ついでに揚げました。

 

そんな感じで出来上がりはこんな感じ。

 

ハゼの身は、白くふわふわで生臭さは全くなく、おいしさを十分に感じられます。

 

専用の天つゆに浸して食べれば極上のお魚に変身です。

 

 

江戸時代からハゼの天ぷらが重宝がられたことが良く分かりました。

 

マジでうまい夕飯です。

 

 

さらに、先日アマゾンで取り寄せた札幌クラッシクビールと共に、

 

明日の糧になれと胃袋に全てすんなり入っていきました。

 

www

 

という事で、今回は、ハゼの天ぷらを作ったよという内容でした。

 

 

ご覧いただきましてありがとうございました。