花鳥風月に生きるという言葉を聞いたことがあります。
ネットでは自然愛の事を指すようですが
私は、前者の花鳥風月に生きるという考え方が好きです。
自然に興味を持つと、まず先に花を愛で、
ひと通り花の名称や咲く時期など、興味に満足し始めると、
次に鳥が気になり始め、鳥の声や名前などを覚え始めて、また更に満足して行くと
風という見えない存在に包まれて、生かされていると感謝し、そして心が満たされ
最後の旧友がこの世から去って星となって、
今を生きる人たちを見守っているという考え方で空を見つめた時、
そこには月が光輝いています。
いくら老いても、寂しいという感覚はありません。
何故ならそこに、じっとしていて、夜になって寂しくなる頃に現れてくる友が居るからです。
月を眺め、友と夜更けまで酒を酌み交わそうぞ!
と語り合えるからに他なりません。
地上の友が無くなっても、未だこの世にしがみつき続け生きるのです。
これが「花鳥風月に生きるのだ」と教えていただきました。
私は、高山植物などの花類は、図鑑も揃え、名前をすぐに思い出せなくても
写真を撮ってきて、帰ってから答え合わせをして知ることが出来ます。
また、鳥も新潟県福島潟にオオヒシクイという冬の渡り鳥を追いかけて
何年も通い続け、望遠レンズでそれに付随して
オジロワシやオオワシ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウなどの
珍しい猛禽類をレンズ越しに目の当たりにし
また、昨年は、オジロワシを求めて北海道へ遠征に行くほどとなりました。
そして、最近では蝶に興味が出始め、蛾と蝶の違いなども知ることが出来ました。
残念なのは、正確な蝶の名称を判別することが出来ないことです。
蝶を採集する網を買って、登山ついでに網で蝶を採集してカメラに収めてみようか
とも昨日まで本気で思っていたのですが、コレクターでもないのだから
わざわざ寿命の短い生き物を、捕まえてまで痛めつける必要はないだろうと
考え改めました。
しかし、残念ながら私に動体視力がなくて、
蝶の動きを、一瞬ぱっと見ただけでは判別が出来ません。
だだし、黒色か模様はあったのか?
大・中・小サイズ、また色は灰色か紫色かくらいは分かります。
そこで、今回は蝶図鑑を購入しました。
あまり蝶の図鑑というものに種類はないのですが、
これは購入してみて正解でした。
まずはハンドブックサイズであり、蝶が食べる植物なども記載されているので、
なかなかに使えそうです。
あとは
アゲハチョウ科・シロチョウ科・シジミ科・タテハ科・セセリ科の区別さえ出来れば
あとは、通り過ぎた瞬間の短期記憶を目をつぶって思い出して、
紋様・模様や色などをすぐにメモ帳に記録しておけば、
帰ってきてからで、何となく分類できそうな目論見が出来ました。
そういうことで、採集などせずに見た蝶を分類して、
これだったような気がすると報告したいと思います。
蝶専門家は、蛾もなかなかに美しい部分があると云いますが、
私は、触手が気持ち悪いので、蝶の方がハマりそうな気がします。
しかし、蛾と蝶は基本的に同じなのですが、行動時間によって進化が変わって、
蝶には超音波が分かりませんが、蛾には超音波を感じる器官と、
それを惑わせる超音波を発する器官があり
蝶のように模様や鱗粉などの発達を行ったのに対して、
蛾はコウモリなどに捕食されないために
超音波器官が発達したことを思うと、なかなかに面白い分野でもあるように思います。
という事で、現在私は、花鳥風月の「鳥」の分野にどっぷりと足を突っ込んでおります。
もう少し、動体視力があれば、蝶だけでなく、スロットなどをやれると思うので
今までやってきたパチンコだけでなく、スロットまでやれると楽しいだろうなぁ~
などと考えたりもしますが
そもそも、私に賭け事は苦手であり、行っても、大体は負けて帰って来るので
最近は出入りをしておりませんが・・・www。
次回からの登山で、5つの科の分類を大体覚えて月山に挑戦してきたいと思います。
月山はクロユリを見学に来る登山者でごった返しになっていると思いますが
蝶を見つけられたらなぁ~とも思っています。
という事で本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。