月曜から夜更かしの切り抜きをユーチューブで見ていた時に
どうも、違和感を感じてしまいます。
着ている身なりだけはご立派で目を引きますが、
話してみると、実は人間的中身が空っぽで笑ってゴマかして逃げようとするように
私には見えます。
時代は、そう云うものなのかもしれませんが、
また、私が昭和の古い観念を維持しているのかもしれませんが
出演する一般人とは、こんなにも体たらくというか?
貞操概念が希薄というか?
節度の敷居の間口が広くなっているような?
風紀の閾値が低くなっているような?
現代用語例えるなら、ゆるい感覚になっているというか?
昔ながらの言葉で云うならば、乱れているというか?
私の心を言葉にするなら、それでいいんですか?
というような、風体や学識、理解力、行動、思考パターンなどを総合して
未来を予測するなら、パトロンや莫大な資産を所持している事情を除けば
確実に不安げな将来を迎えるのではないだろうかと思えてしまうのです。
自腹で年金を支払って、納税をした上で
夜に出歩いて楽しむのであれば、全く問題ない事ですが
はてさて、ニートのように仕事をせずに両親や夫などに金をせびって
現実逃避的行動を本当に行ってインタビューに答えているのならば
見ている方が、大丈夫か?と不安げに思えてしまいます。
なぜにメディアは、ある意味での、このような社会的モラルの低い方たちを
敢えてクローズアップやピックアップをしてまでインタビューして、
面白い回答を得ようとするのか?
その意図が、分かりません。
現代の世相を知る為だとか?
底辺の同類が居る事によって、慰められる視聴者が多いという意見もあるかもしれませんし
視聴者がツッコミ、馬鹿笑いする事こそが、エンタメだ
と云われてしまえば致し方ないのですが。
子供の教育上、社会通念上、公共放送なのですから
不愉快にならないように、放送法倫理規範や社会規範や
巷で云う所のコンプライアンスを批准するような、
ある一定の観念の線引きをするべきではないのでしょうか?
私が歳をとってきたから、若い世代の、ノリに付いていけずに、
歪曲した根性で、それを見て考えているからかもしれません。
司馬遼太郎の「街道を行く」シリーズのように、
美しい日本語で、また誠意ある取材の上で作り上げた番組は
見ていて非常に引き込まれ時間を忘れてしまいます。
エンタメも、知識の浅いその場の流れやノリだけでやるのではなく、
しっかりとリハーサルなどを行って、一芸として見せてくれるのなら
メディアとして、エンタメ分野を受容することができますが
どうも、節度が無さ過ぎて、一体何を伝えたいのか?
メインテーターや出演者は、何が面白くてやっているのか?
会社として、その一瞬の馬鹿笑いで、視聴率が長続きすると思っているのか?
会社としての在り方として、そう云った気風の社内にしていきたいのか?
そんな風に思えてしまいます。
まぁ~番組が続けば、それでいいとしか考えていないのでしょう。
以前は、ドラマは10回で最終回という濃密に番組を作るルールがありましたが
韓国ドラマのように、時代考証をせず、整合性も執らない
悲壮な感情と憎しみと悔しさの感情が出るように設計して
恨みを晴らすべく、100回でも200回でも、
その意図されたプロバガンダを刷り込むように流れは続いていきます。
アンニュイな主婦達を中心に、昭和の以前放映された
火曜サスペンスや金曜サスペンスなどに類似したトキメキを求めていた所に
ちょうど、的が当たったかのように韓流ブームが湧きおこり
それに、対抗するべく、日本の放送業界も回数制限を撤廃して
視聴率が落ちるまで、または司会者が降板するまで
継続的放送する番組が目立つようになってきました。
その流れで、電波少年や月曜からよふかしシリーズなどがあることは理解できます。
しかし、現在はコンプライアンスというものが非常に出しゃばってきた時代となり
そろそろ、節度と云うものを持ってやっていかないと
個人のプライバシーを傷つけてしまう可能性や
裁判などの争い事に発展しかねません。
同時に、テレビ番組を見ているコアな視聴者などは、
それで世間は通じるのだと、過信してしまい、そのように振舞うでしょう。
それによって思考停止人間や脳足りん達の
社会風紀が乱されていくように思います。
などと云えば、たいそうにご立派ですこと
と云われてしまいますが
自分の子供たちはそうなって欲しくありません。
ましてや全国の親御さん達もご同様で危惧されている事でしょう。
メディアの社会に影響する力は絶大です。
若者は、翌日にはSNSのみならず、学校や職場などで、
真似をしたりして喜ぶことでしょう。
マネをするということは、身に付けるという事でもあります。
センスの良い服装を真似するだけなら良いでしょうけれども
節度の無い振舞いをも身に付けてしまうのです。
以前
病院の会計の時に、私はヤクザのように、両手を背もたれに伸ばして
両足を開いて、猫背で沈み込むように会計待ちをしていたことがあります。
おもむろに前の長椅子に未成年の女子が座りました。
お尻を半分までしか載せず、背もたれに寄りかかることなく
背筋はまっすぐです。
膝と股関節の角度はまさに90度でした。
目からウロコが取れたように、私は一瞬にして自分の姿勢を恥じて
足股を閉じ深々と腰を奥に押し付けて座り直したのです。
30歳も若い子に、会計待ちの姿勢を教えられるなんて驚き
自分では、誰も隣にいないのだから、自由に座って良かれと思っていましたが
他人様から見て、気分が悪いようなことはするべきではないと気づかされたのです。
それ以降、自宅のリクライニングチェアーだけは、砕けた姿勢でやっていますが
外出した時などは、他人から見て恥ずかしくない行動や振る舞いを心掛けるようになりました。
若い人たちも、出来れば悪い風紀を身に付けるのではなく
良い習慣を身に着けて欲しいと思って、ちょっと筆を執ってみた所です。
ちょっと堅苦しい内容でしたが、
どうしても気になってしまったので、
アメバは、芸能人が多く書かれているブログですので
敢えて書いてみた所です。
という事で、本日も個人的見解を最後までご覧いただきましてありがとうございました。
では