働き方改革という、深まる社会主義化
最近、私の回りでも、土曜日・日曜日の休みの会社がほとんどです。
つまり、経営者側にとっては労働者優先でホワイティーな会社にならざる負えません。
そして、その結果、薄利多売な会社ほど経営不振となり倒産していくのが世の常です。
「東京商工リサーチ様より」
それを補うのには労働者の頭数が必要なのにも関わらず、
田舎では地元労働者の確保は難しく、
どこの会社でも従業員募集の看板が立っています。
若い労働者はいません。
新卒者は、都会の上場企業面接へと行ってしまい、一度行ったら戻ってきません。
結局、地方では外国人労働者を受け要らざる負えなくなるのです。
都会の大企業の下支えをしているのは地方の下請け会社だというのに・・・・、
その結果として
中国などのサプライチェーンに頼らざる負えないという構図が出来上がっている昨今です。
これでは負の連鎖反応が拡大するばかりです。
日本国内での粗方、完結した生産が可能ならば、労働者問題や、半導体部品生産など
需要と供給問題が解決されるのですが、グローバル効率社会&オンデマンド化になり過ぎたせいで
軋轢が様々なところに生まれているのです。
そして、この度ようやく熊本に半導体工場が建設され、一部改善の兆しがある様子です
逆に労働者側から見た場合には、一定の給与と有給休暇の権利の問題で
働き易くなったと思うかもしれません。
しかし、給与の上げ止まりで、残業して賃金の加算をすることも難しくなってしまっています。
つまり「やりがい問題」です
やる気のある人にはデメリットで・・・いくらでも働けるブラック企業へと転職せざる負えなくなるのです。
逆にサービス残業が減って胸を撫でおろしている労働者も多分に居ることでしょう。
つまり、給与の平均化は、民主化というよりも社会主義化していると言った方が
ニュアンス的にマッチするのかもしれません。
昭和の時代は、働けば働くほど給与が上がる、頑張れば頑張るほど未来があったのが
高度成長期であり、民主主義化を推し進めていた、学生運動や
三島由紀夫の闘争に代表される時代だったのかもしれません。
令和の今は、頑張りたいのに頑張れない。
頑張れない⇒頑張らない時代へと岸田総理の経済界への号令の下で
一党独裁の社会主義国家の前段階になってしまいました。
一党独裁でない社会主義国家は、教育・福祉制度が充実し、
生産性や生活水準は一定の基準向上が見られる云われています。
義務教育・健康皆保険制度などもその一つでしょう。
カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルス らは、資本主義が成熟した後に
社会主義(共産主義)が実現しうると19世紀に予言していましたが
まさに、岸田政権は2022年、日本を社会主義化しようとしているのです。
民主化度ランキングで日本は43番目。
先進国ではかなり下の方です。
ある意味で、危ない国体に近づいているのかもしれません。
その民主化度43番目の日本という社会主義国家の崩壊のトリガーはどこにあるのでしょうか
資本主義というのは、
①自由競争、
②私有財産、
③利益を追求する保障する政治・経済の仕組み
アメリカと日本の大きな違いはココにあります。
日本は、常に税金問題で、①法人税の減税で、日本での企業を増やして育てようという試みで
消費税を、法人税の不足分に対する充当分として増やしてきました。
そして、②個人の金持ちから税金を多く搾取しても悪くないよねという課税システムにしています。
さらに、③労働者の利益の為の再投資再配分を今年から行ってしまいました。
完全に資本主義の3つの柱をコントロールしようとしているのです。
更に、預金の1000万円上限の保護など、1000万円以上は預金してはダメ!
みたいな制度もおかしなことだと思います。
1億だろうが100億だろうが預金保護されるべきものが、銀行業のはずですが・・・
それも含めておかしな日本独自のマイルールが適用されていて・・・
その結果として、不平等が拡がり、経済が停滞しているのです。
一番やってはならない自由競争を、政府が阻止して、我々日銀がETF介入して
市場経済を買い支えているんだというバカな考えをして市場を混乱させています。
全く困った政治家・日銀連中です。
ご覧の方々も大方何となく肌で分かってはいるが説明できない状況だったとは思うんですが
何かが違うのは、社会主義化による弊害が至る所に出ているからなのです。
そこがアメリカの真の自由のある民主国家と日本という社会主義国の違いです。
年金が勝手に減らされたり、延長されたり、おかしくないですか?
「75歳から受け取り始めれば、65歳から受け取る場合と比べ、84%増えることになります。」とNHKさんは解説しますが、2020年の日本人の平均寿命の線を引いてみると…
そこは言わない(笑)
よく考えて、もらいましょう。https://t.co/Kxiu2vgCCQ pic.twitter.com/L3uTzslW6r
自分たちが、毎月積み立てて掛けたお金が、勝手に政権や老人の人数割りの都合で
減額されるという操作が行われる行為を社会主義の特徴だと思うのですが?
皆さんは違和感は感じられませんか?
フリードリヒ 名言
他民族を抑圧して自由になれる民族など存在しない
国家は廃止されるのではなく、衰退するのだ。
カールマルクス 名言
役に立つ物が増えすぎると、役に立たない者が増えすぎる
歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は茶番劇として
これまでの社会の歴史は、階級闘争の歴史である
教育もまた、教育を必要としないだろうか
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検討使として、「なにもしない」ことを決断し続けるのは、難しい判断だったと思う。 pic.twitter.com/86ztKTtXOf
— 侍(318) (@ZanEngineer) April 4, 2022
このように職務放棄・怠慢を言われている岸田総理ですが
日本国のリーダーは何もしないを決断するのではなく、
率先して国民が豊かになる道を模索して、
一刻も早く行動して牽引しなければならないと思うのです。
その為なら、国会にこうやったら国民豊かになるよね!
の議論を次々に出して欲しいと私は望むのです。
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