ハッセルブラッドX1D2に何故評価測光方式がないのか? | 独学の道Ⅲ

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自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

やっぱり、今のところハッセルブラッドは購入を見合わせます。

 

 

リーク情報があって、X1D2が欲しかったのですが、X2Dがそろそろ出そうなのです。

 

ですので、発売した時の金額を見てもう一度再考したいと思います。

 

 

 そしてオートフォーカス

 

一眼レフ用のレンズはピントの手前を行ったり来たりしてピントを合わせますが、

 

今のミラーレス専用設計は1発でピントが決まります。

 

 

ですので、次世代機がオートフォーカスに変更があるならば

 

中古車1台分の追金を払って購入したいのです。

 

 

そして、もう一つのポイントは修理の件です。

 

 

カメラはメンテナンスが必要ですが、舶来品である為にメンテナンスの為に出したり戻したり

 

年に2回(私の場合センサークリーニングをやってもらう為)の

 

やり取りをしないといけませんが、時間がかかってしまいます。

 

 

という事で今月の購入は見合わせました。パー

 

 

 

国産のメーカーのカメラで画素ピッチが広くて、14STOPダイナミックレンジ16BitRAW画像の

 

記録が出来て、私好みの色見の好きな機種を考えてみたいと思います。

 

 

そして、ハッセルブラッドが何故独特の写りをするのか調べてみたら、

 

評価測光方式がないことが分かりました。ポーン

 

 

カメラで標準で使っている。

 

・・・というか、普通の人が気にせずF値や

 

手ブレギリギリのシャッター速度の方を気にしているとは思うんですが

 

私もシグマのカメラで、ボディー内手振れ補正がそもそも無かったので、

 

レンズの画角以下のシャッター速度にならないように気を付けていましたが、

 

いつしか、測光方式の事は忘れてしまっていました。うーん

 

 

シグマのフォビオンセンサーカメラの場合はISOが800以下でなければ使い物になりません。

 

 

そして、センサーの特徴から白飛びや黒潰れが起こりやすいカメラでもありました。滝汗

 

 

しかし、X1D2 50Cは、これとは対極にあるカメラであり、

 

 

評価測光を使う意味がありません。パー

ちょっと大げさな言い方ですが、この方式が独特の人と違う撮って出し写真を生むと思うのです

 

つまり白飛びや黒潰れが、他のどのカメラよりも強いのです。

 

 

ソニーα7SⅢなどの高感度カメラもありますが、1000万画素での高感度であり11.9~12.4STOP

 

X1D2は5000万画素でのダイナミックレンジ14STOPですから、

 

白飛び黒潰れに対して強いと言えます。

 

 

言っている意味が分からない方も多いかと思いますが、

 

これはソニーα7シリーズのボディー内手振れ補正付きのカメラを使っている人には

 

全く意味不明で、便利に慣れ過ぎて、使いこなせないことを意味します。ガーン

 

 

手振れ補正の無いカメラは人を育てます。グッ

 

 

逆に手振れ補正機能に救われている人は、基本的技術が上達できません。パー

 

 

動画に於いては話は別です。上差し

 

 

あくまでもスチール写真での話。

 

 

つまり、中央重点測光やスポット測光しか無いのは、

 

あとでいくらでも露出を変えても、白飛び黒潰れが無く復活出来る16ビットRAWデーター

 

であるからに他なりません。

 

 

つまり上差しダイナミックレンジの階調の豊かさが評価測光を必要としないのです。

 

 

 

フルサイズセンサーでも画素数が多ければ、

 

画素ピッチ幅が狭くなり白飛びや黒潰れが起きやすくなります。ガーン

 

 

ふとん1ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2 画素ピッチ幅 ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん3

 

逆にα7sⅢのフルサイズ1000万画素にして、画素ピッチ幅が8.5μmで余裕があり

 

 

 

α1 フルサイズ5010万画素  4.1μm ダイナミックレンジ(公称15STOP)11.3 STOP

 

α7Ⅲ フルサイズ2420万画素  5.9μm

 

α7rⅢフルサイズ 4240万画素  4.5μm

 

α7R IV フルサイズ6100万画素 3.76μm ダイナミックレンジ11.62

(14ビット)

 

 5Ds フルサイズ5060万画素  4.1μm

 

EOS R5 フルサイズ4500万画素 4.14μm ダイナミックレンジ11.85

 

GFX50 中判サイズ5140万画素 : 5.4μm  14ストップ

(14ビット)

 

GFX100 中判サイズ1億500万画素 : 3.8μm

(16ビット)

 

X1D2 中判サイズ5000万画素 5.3μm ダイナミックレンジ14ストップ

(16ビット記録)

 

今まで使用していたシグマSdQuattroHの画素ピッチは

 

APS-Hサイズ3860万画素 4.3μm STOP不明 ISO800リミット

 

14ビット記録X3F形式でした。

 

因みに

 

14bitは 16,384段階
16bitは 65,536段階

 

の階調色情報を記録出来ることを意味しており、

 

情報量は14ビット記録よりも16ビット記録の方が4倍多く記録できます。上差し

 

 

 

カメラ機能のどこを切り取るか?

 

撮影者にとっての重要度はどこなのか?

 

動画メインなのかスチールだけで満足なのか?

 

・・・・個々人によってカメラへの要求部分は様々ですが、

 

1枚の写真に含まれる魂のある・・・その場の空気感を切り取った情報という意味で見れば

 

フジフィルムGFX100とハッセルブラッドX1D2が現在、世界最高峰ということになります。

 

 

 

ふとん1ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん3

 

 

 

ダイナミックレンジ幅が大きいことは、白飛び黒潰れをしないで

 

ロウ現像での露出幅を変えることができるという意味でもあります。上差し

 

現像段階で3段持ち上げることも出来る訳です。ウインク

 

 

もはや意味不明の、ニッチな記事となってしまいましたが、

 

ソニーのα7Ⅲからユーザーが離れないのは、画素ピッチが広くてRAWデーターでの修正幅に

 

高画素機よりもアドバンテージがあるからかもしれません。

 

 

故に、高画素機よりも低画素機のα7SⅢのダイナミックレンジ8.5μm や α7Ⅲなどが

 

中庸であり、何でも使えるという・・・ある意味での便利さがあるのかもしれません。

 

 

デジタルカメラの発展という意味では、動画機能の便利さを追求する

 

日本メーカーの昨今となっていますが

 

本来の目的はスチールカメラの機能のはずです。OK

 

 

ですから、究極の1枚を求めるなら、カメラには画素ピッチの余裕とダイナミックレンジの豊かさ

 

そして、色再現性や忠実性、レンズの性能による

 

ピントが合ったリアルな画像を残せるかが、本来のカメラのメインテーマであるはずです。グッ

 

 

昨今、レンズのボケを利用した動画が流行っていますが、それはオプションです。

 

記録動画を残すならアイフォンで充分。

 

 

カメラは芸術性を求める機械であり、どれだけ感動表現が出来るか?に

 

金額設定が施されています。

 

 

ソニーα1やα9Ⅱ、そしてキャノンR3は連写機能やオートフォーカスが売りになっており

 

動く被写体を静止画として捉えることが得意なスチールメインのカメラです。

 

 

それが故にデーター量を抑えるために記録ビット数は増やせません。

 

逆にフジフィルムの中盤カメラやハッセルブラッドの中盤カメラは、

 

如何に臨場感、空気感、再現性を求めるかに特化した動かない被写体専門のカメラとも云えます。

 

 

アドバンテージとして、フルサイズセンサーカメラよりも明るい被写体や暗い被写体が得意です。

 

そのアドバンテージを活かすためには記録ビット数が必要になってきます。

 

 

アイフォンではナイトモードというおまけ設定がありますが、太陽を写すことが出来ません。

 

光を捉えるという意味では失格です。

 

 

そういう意味では、ソニーのフルサイズセンサーα7SⅢを除いて、

 

中盤センサーカメラのダイナミックレンジの領域には踏み込むことが出来ません。

 

 

昔は、印画紙に印刷することを前提にセンサーサイズと画素数が珍重されました。

 

現在でもA4サイズに印刷するなら1000万画素~2000万画素あれば十分です。

 

しかしながら、センサーのサイズのメリットは

 

結局のところダイナミックレンジという階調表現の優位性になる訳ですが

 

今回私は、その領域に飛び込もうと思って、シグマをドナドナをして

 

X1D2 の購入を検討したのです。グッ

 

 

 

しかし

 

まだ購入せずに踏み止まっていますパー

何かが引っかかっているのです

 

おそらくカメラがないと寂しのでα7Ⅲの中古を買って、

 

NOKTON classic 40mmを付けて遊んでいるかもしれませんが、

 

どうする俺・・・です

 

X1D2 50C 買っちゃうのか? OR ソニーα7シリーズに収まるのか?

 

 

という事で、ハッセルブラッドのX1D2 50Cには、何故評価測光がないのか?

 

という疑問は葛藤を繰り返しながら、ある程度は自分の中では解決しました。おねがい

 
 
 

ダイナミックレンジが14STOPであり16ビット記録であるが故に、そして連写機ではない為に

 

中央重点測光で何ら問題がないという事です。

 

あとでRAW(生データ)からいくらでも現像処理による露出を変えることが出来るという意味です。グッ

 

 

 

そして、変則技ですが

 

テックアートのTCX-01というマウントアダプターを介して

 

キャノンEF70-200のレンズを装着することも出来るので・・・これはこれで楽しみです。

 

 

そして、キャノンのみならず・・・ライカMマウントレンズも使えちゃいます

 

 

ニコンレンズも使えちゃいます

 

 

マミヤレンズアダプターもあります

 

 

さすが世界のハッセルブラッド、ここまでレンズマウントアダプターが充実していれば、

 

レンズシャッターのハッセルブラッド純正のレンズ1本30万を買わなくても良いので

 

キャノンの第一世代の白レンズ(蛍石レンズ)を使えば、楽しめるかもしれません。

 

デモ、勝負レンズは純正 40mmF4 ですけど・・・。

 

 

とにかく今の俺は、ライカの赤色強調の絵じゃダメなんですよね。

 

ソニーの優等生的な感じでもない気分だし、

 

シグマの寒色の絵質は好きだけど・・・

 

キャノン・・・

 

 

ここ2年・・・ずー--とハッセルブラッドが神であるかのように信仰心が芽生えてきて。

 

あたかも手振れ補正無しのカメラを使っていたのも、中央一点フォーカスを使用してきたのも

 

全てハッセルブラッドを買う為の予備訓練段階だったのでは・・・と思う始末。汗

 

 

生血を吸うドラキュラのように・・・

 

魂を吸うハッセルブラッドという悪魔に憑りつかれてしまっているのです。

 

 

 メラメラ 緊 急 !!

 

誰か! 私に巣くう 魂を吸い取る

 

ハッセルブラッドという名の悪魔祓いと除霊をお願い致しますびっくりマーク

 

ウインク

 

 

 

本日もカメラオタクの記事をご覧いただきましてありがとうございました。お願い