毎日、朝が忙しいです。
奥様方のせわしない起床から仕事に出るまでの、壮絶な喧騒のように、
私も起床から窓の氷をお湯で溶かして、凍った窓を開けて、何とか朝日の撮影が出来るまでは、
パタパタと静かなる自分との闘いを行っております。
静かに、行ったり来たりを繰り返し、時折三脚が倒れていないか?
マイナス5度の寒さの中で、電池は切れていないか?
カメラは正常に作動しているか?
ブルーストリークは上手く出ているか?など行ったり来たりの忙しさです。
今日も朝日が出そうな空模様でしたので、セッティングして待ち構えていました。
しかし、急遽思考を変えて、アイフォンでなくて撮影したらどうだろうかと思い始めたのです。
という事で、
今回の朝日のタイムラプス撮影は王道の一眼ミラーレスのSdQuattroHで行いました。
あまりカメラのシャッター回数を乱写したくはありませんでしたが、
最近の野鳥撮影で乱写も抵抗なく慣れてきた様子ですので・・・
今回は以前購入していた中華製のブルーストリークフィルターを、一眼カメラレンズに装着して
6秒ごとにシャッターを切る設定で撮影していきます。
JPG画像の画質で気になりましたが、初めてのインターバル撮影なので、まずはこれから始めてみます。
慣れてきたらRAW(ロウ画像)の生データーをダビンチリゾルブでLUT編集してみたいと思っています。
画像をタイムラプス化するには、「Sirius Comp64」というWINDOWS用フリーソフトがあるのですが、
今回はシグマ社が提案している「ダビンチリゾルブ」での編集の仕方によって動画作成をしてみました。
ちょうどダビンチリゾルブは毎日、暇つぶしで触っているので、都合が良かったです。
速攻でタイムラプス映像が出来上がりました。
というのも・・・
連番ファイルが入ったフォルダーごとダビンチの画面にドラックアンドドロップするだけでした。
問題はカメラの設定で、
アイフォンならば、最短インターバル0.5秒ごとに1枚シャッターが切れるのですが、
シグマSdQuttroHは、JPG画像保存では6秒ごとに1枚撮影、
RAW(LOW)画像保存では8秒毎に1枚撮影が最短のインターバル撮影時間ですので、
動画の映像表示上の時間の進みが早くなってしまいます。
(RAW形式ダビンチ非対応)
今回はJPG画像の6秒ごとに撮影した画像を使用します。
それでも、何とか20フレームの映像で1分52秒の動画を、
太陽が35mmレンズの画角をフレームアウトするまでの間で作ることが出来ました。
サウンドは今回もフリーサウンド「在りし日、夏の夢」です
どうぞご覧ください。
全画面表示推奨です。
タイトルのサムネイル画像だけは・・・イイ感じ
初めのうちは、やっぱりアイフォンの3秒おき撮影のタイムラプスの方が良いなぁ~と思っていたのですが
何度もダビンチリゾルブの編集画面で行ったり来たりしているうちに、何だが映画チックで
カクカクとしたぎこちない映像の20フレームの動きも、演出のように見えてきたりして・・・www。
いつの間にやら10回も動画を見ている自分がいたのです。
ピントが合っているからなのか?
ブラックマジック標準のLUTの色補正が良いのか?
20fpsのフレームレートが良いのか?
フリーミュージックが良いのか?分かりませんが
短い動画の割には繰り返し見たくなるような・・・麻薬性があって、
今までで一番動画作りが上手く出来たような気がします。
という事で、今朝の日の出を、一眼ミラーレスで撮ってみたよという、
自分では初めての試みの実験的映像でした。
毎朝、朝日と戯れる男っているのでしょうか?というほど朝日に首ったけ・・・
古い表現でしょうか!?
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
仙台空港から手持ちで、マニュアルピント撮影が上手くいった画像です