道
アスファルト道
それは障害物のない平坦な道
踏み固められた道
それは歩き易く多くの人がここを通ったであろう道
泥の道
雨が降ると途端にツルツルと滑るように変わる道
ぬかるむ道
足が取られ転倒の危機が間近に迫り慎重に進まざる負えない道
整備された道
それは誰かの親切によって作られた道
鎖場道
素人向けに安全確保という名の下に、実は二足歩行や三点支持すれば行ける親切道の一つ
制限された木道
それは人間の道徳感を試される道
沢道
それは自然が雨の流れによって作った恩恵を人間が利用させてもらう道
びちゃびちゃ道
雪が溶けて春が訪れる事を予感させ、また通ることによって汚れる事を予想させる道
残雪の道
足がぬかるんで歩きにくいが、誰の足跡もついていない自分だけの道
雪が固まった上を歩ける道
年に一度あるかないかの大雪原の上をどこまでも真っ直ぐに歩けるご褒美道
雪をかき分けていくラッセル道
これほど体力を要することはないであろう真冬の中で大汗をかいても1日に1kmも歩けない苦労の道
凍結でも歩ける道
骨折の危機が目の前にあり、水平しか人の足では歩けない絶妙な感性を要求される道
アイゼン必須の道
全ては人の力の及ぶところではない、12本アイゼンの爪が引っ掛からなければ即死しかない道
垂直の道
こんな所を人間は進めるのか?
と生存を賭けて最高の思考を働かせて、手がかりを探さなければいけない道
断崖絶壁の道
こんな所を進むのかと疑問を持っても目の前には痩せ尾根があるのみ。
進退どちらかしか選べない道
これらは全て過去の人らは通った道
もしかして、自分はアスファルト道しか歩んでこなかったのではないだろうか?
そして、これからどんな道を歩くのだろう
断崖絶壁の道を目指したい欲望と、甘ちゃんな選択肢を選ぶ自分。
Let’s do it 脱皮
チュンチュンぽかぽかさわーという季節の声に誘(いざな)われて
角田山山頂にて1時間を要しインスピレーションをスマホへと入力したのは
やはり歩いて、脳へと酸素が運ばれた証拠なのだろう。
私の場合は歩かない方が、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)が発動せずに
普通で居られるというのに、心臓に加速装置がついているらしく
たまに無性に発動させたくなってしまう衝動に駆られてしまう。
次回発動時は、どんなエッセイが空から降って湧いてくるのだろうか?
ある意味自分でも楽しみでもある。
前回発動時は、車の運転中に歌詞が降って来て笑ってしまったが・・・
次回発動時は、彼女でも降ってこないのだろうか?www
それが俗にいう、天国と地獄の分かれ道だったりして
オチが無いとコショウが無いラーメンみたいに感じるのは・・・アラフィフのサガ?
ご覧いただきましてありがとうございました