千歳山に行ってきて、少し悟りを開こうとしている感じがします。
怪しい奴
今回は記事の内容とは、無関係に写真を配置しています。
醜い記事ですみません。
道の横に咲いていたオケラ
人間はどこに向かって生きているのかという問いは
誰しもが思う、そして永遠のテーマであると思いますが、
登山中に山の奥深くに居ても、安心できるのは、ズバリ！！
地図やスマホ、衛星ナビなどで現在の位置が確認できるからであって
もしも
、地図がなく、山立てという手法も知らず、太陽の位置から現在地を測位したり、
道標という目印がなかったらどうでしょう。
途端に不安に襲われるのではないでしょうか？
現代は、スマホや携帯衛星ナビ、ガーミンなどにより、地球上のありとあらゆる所の、
それも、誤差5ｍのピンポイントで自分の居場所が分かります。
ついでに意味違いの居場所ですが、
社会での勤務先の会社というブランドの立ち位置や、自分の会社での役職という立ち位置
という社会的位置情報を把握することは安心につながり
さらには結婚し、子供を育て地域の方と一緒に生きて行く事による
生活的、家庭的、地域的な位置情報を把握することにより
さらに安心して今後の自分という立場の行き先を計り知ることが出来ます。
もし
、失業し、社会的位置情報が分からなくなったり、
離婚、死別、住宅の差し押さえなどに遭い、今までの存在位置情報が分からなくなったら、
同じ時間、同じ空気を吸い、同じ空を見つめて、周りが何も変わらなくても、
自分だけはどのようにすればいいのか
、どこに住もうか
どのようにして生きて行けばよいのか？
まったく分からなくなります。
ひっそりと咲く桔梗
例えて云うなら、地図を持たずに自動車を運転する人が、今どこに居るんですか？
と周囲の人に聞いたとき、お前は車の中にいるだろう！と答えられたらどう思うでしょう。
それを聞きたい訳ではなく
、今、置かれている場所の位置情報と行く方向を知りたい訳なのに
しかし、誰しもが置かれている自分の位置情報と行く方向が分からない現代では、
何を頼りに自分の位置を把握し、行く方向を見つけられるのでしょうか？
確かに、○○県○○市何丁目に住んでいて、名前は・・・、家族は・・・と言えますが、
人としてこの世に生まれ、自分の存在位置は誰を基準として、どのような地図を見ればよいのでしょう。
そして、その地図のどこに向かえばよいのでしょうか？
今まさに、そこに行きたいのだけれども、命を繋ぐという営みが精一杯であり、
人としての地図と羅針盤、歩むべき目的地を見失っていると思うのです。
宗教を勧める訳ではないのですが、仏教やキリスト・イスラム教、ヒンズー教などの宗教概念というのは
形を変えれども、共通して、人間としての立ち位置を、神や仏、あるいは偶像崇拝という最上位の
立ち場という位置を示す事によって、今自分はこの段階に居るのだと知ることが出来て、
例え、失業、離婚、孤独、障害者、などの弱者になろうと、はたまた、最高にお金持ちで最高に権力者で
これから、これ以上が無いと思うような場面においても、
まだ、神という存在のこの位置にも達していない事を知り、
努力する先があるのだと知ることが出来て、心が救われる訳です。
そして、弱者にとっては、どのような状況になろうとも、神との契約した位置は不変であり、
自分が近づこうとすれば金がなくても、結婚していなくても、障害があっても、困難があっても
近づける存在なのだという心持ちから、安心して生きて行けるのではないだろうかと思った訳です。
少し、悟りに近づいてきましたかね？
新型ＡＨＯウィルス2020の発病は厄介ですね。
誰か！！ワクチン打ってくれ！！
早く、この悟り病を治してくれないだろうか？
本日の千歳山からの山形市の風景
奥に、黄色の絨毯が見えます。秋ですね。
などと考えながら、散歩してきました。
恐るべし千歳山。
山頂の三角点タッチが感染源かもしれませんね。
ご覧いただきましてありがとうございました。