高ツムジ山へ 今年初の雪山? | 独学の道Ⅲ

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自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。By幸田露伴(努力論言葉より)

最近運動不足で腹が出てきたので、運動も兼ねてスノーシュー歩行に行って参りました。
ようやく雪が積もってきて歩きやすくなってきましたので、宮内の秋葉山にしようか赤湯の高ツムジにしようか迷った末、やはり展望の良い高ツムジに決定。
置賜盆地は窪んでいるので雲海となりやすい。逆に毎日霧なので住んでると雲海になっているのか気がつきにくいんだけど。
今日は確信を持って天気が良いので雲海になっているはずだと鬼ぎり(デカイおにぎりの事、映画岳では男メシって言ってたやつ)を急いで作って出発。水分は1Lあればいいでしょう。
テルモス500mlお湯とペットボトル500ml1本
チョコ1個、キンツバ1個
雪山へ行くので、一応の厳冬期装備を担いでいきます。(トレーニングも込み、きっと帰りには腹が凹んでいることでしょう)
さあいつもの所に車を置き、日の出を見ながら出発。すでに誰かの足跡があるね。
何気ない林でも、日の出の光を受けて幻想的に見える。
ソアリングシステムのパラグライダーのお客さんを乗せて離陸場へスノーモービルが何度も往復して道がしっかりついている。
まあいつもの事だけどさ、十分一山山荘まではラッセルしなくていいからよかった。
ムム!!
雲海に浮かぶ飯豊連峰が綺麗です。
今回はライトルームのカスミ除去機能を使用しているのでクッキリ見えます。
途中の樹林帯から見える飯豊連峰。
まだ雲海が残っています。
展望台まで歩いてきました。
うわーーーと雪面に足跡を残したい気分ですが、体力を温存してピークハントを狙います。


一応展望台からの飯豊連峰。雲海が薄くなってきました。あと10分ほどで消えるでしょう。


十分一山山荘に到着です。案の定、ここから高ツムジ山まではスノーモービルの跡もなく、ラッセル開始です。幸運な事に雪が締まっていたので、MSRスノーシューの浮力も相まって沈む
ふかさは5cm程度です。これなら夏道時間で登頂できそうです。
午前11時頃山頂到着です。風はあまり強くありませんが、少し寒いです。
18mmで飯豊連峰を写します。


こちらは右に見える白い山が月山、左に見える白い山が大朝日岳。


200mm望遠にして月山をクローズアップ


今度は大朝日岳をクローズアップ


今度は飯豊連峰をクローズアップ。


さて今度は飯豊連峰のどこかの山頂を等倍表示で確認して見ましょう


おおー凄い風で雪が吹っ飛んでいます。今日はここまでクッキリ見える最高の気象条件です。
今日はこれでおしまいです。

本日の成果。
雪山装備を担ぐ体力の確認はできた。
足の筋肉の攣具合や筋力の確認はできた。
雪山で一人で歩く不安に負けずに歩けた。(この部分は自分でも疑問)
水分摂取の量を確認できた。
着衣のレイヤリングを決めかねていたので、そこを確認できた。
スノーシューの性能を確認できた。
動物の足跡種類をいくつも確認できた。昨年よりも1種類多かった。当然熊の足跡は無かった。
そんな日曜日でした。

ご覧くださりありがとうございます。